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たんぽぽノート 1話
私の名前は鼓草つづみぐさ 咲さき。現在、遅刻しそうです!
夏の日差しに照らされた道は熱を帯び、走る私の体力を奪い続ける。汗だくになりながらも私達は駅へと走り続ける。
「風花!急がないと乗り遅れるよ!」
「うぇぇ……溶けるぅ………暑さがキャパい……」
ぎりぎり、発車寸前の電車に滑り込む。車内は冷房が効いていて、外よりずっと快適だった。しかし今は朝の通勤時、人が多く、折角の冷房も効果が薄く
私の名前は鼓草つづみぐさ 咲さき。現在、遅刻しそうです!
夏の日差しに照らされた道は熱を帯び、走る私の体力を奪い続ける。汗だくになりながらも私達は駅へと走り続ける。
「風花!急がないと乗り遅れるよ!」
「うぇぇ……溶けるぅ………暑さがキャパい……」
ぎりぎり、発車寸前の電車に滑り込む。車内は冷房が効いていて、外よりずっと快適だった。しかし今は朝の通勤時、人が多く、折角の冷房も効果が薄く