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#13【トレーナー・セラピスト向け】脳振盪からの回復の落とし穴 –Be Careful of a General Information of Recovery from Concussion-
前回は「脳振盪からの回復」について、一般的に言われている内容をお伝えしました。お伝えしておきながら、タイトルに「落とし穴」って、ついてますけど…と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、一般的に言われている、結構どこにでも同じようなことが書かれている内容でも、情報の受け取り方に気をつけなければならない、ということを今日はお伝えしたいです。
参考文献を鵜呑みには ✖Q:「なんで○○だと思いますか?
#11【トレーナー・セラピスト向け】脳振盪の対処法 -How to Handle a Concussion-
前回・前々回と「脳振盪の徴候・症状」についてお話しました。はい、そうですね。現場で確認する徴候・症状がわかったら、ではどうしたらいぃの?ですよね。というわけで、今日は「脳振盪の対処法」についてお話したいと思います。
1. 脳震盪の対処法を知っておくことの重要性現場で脳振盪が疑われた場合、正しい対処をする必要があります。そういった対処がなされず、そのままプレーを続行し、仮にも再度頭を打ってしまった
#10【一般の方向け】知っておくべき脳振盪の症状
今回は一般の方向けに「脳振盪の症状」をお伝えしたいと思います。まだまだ「脳振盪って何?」と思われる方が多いのは十分承知しているのですが、今日はそんな方でも簡単に確認できるツールもご紹介したいと思います。
「脳振盪が起こりうる場面」に遭遇する可能性のある人は世の中にどれくらいいると思いますか?はい、そうです。全員です。世の中の人全員にその可能性があります。草サッカーをやっていて強いボールが頭に当た
#5【セラピスト・トレーナー向け】脳振盪の分類 -Classification of Concussion-
今日は再びセラピスト、トレーナーさん向けの内容になります。
脳震盪の分類について。
ただの頭痛・頭部打撲と勘違い、なぜ脳振盪の分類についての知識が必要かというと、脳振盪と思っていた症状が、もしかしたらもっと重篤な症状かもしれない、その境界線をきっちりとはいかないまでも、ある程度頭に入れておくことは非常に重要になってくるからです。
それでは今日も参考文献等を交えて説明していきたいと思います。
#9【トレーナー・セラピスト向け】慢性外傷性脳損傷について -Chronic Traumatic Encephalopathy-
「慢性外傷性脳損傷」という言葉を知っているでしょうか?
昔はボクサー認知症とも呼ばれていたようです。
今日はこの「慢性外傷性脳損傷」についてお話します。
1. 慢性外傷性脳損傷とはこの内容を提供しようと思った理由は、トレーナー、セラピストの皆さんには、脳振盪を起こした人が結果的に将来、この症状を誘発する可能性がある、ということを今から知ってもらいたかったからです。
脳振盪を起こす環境(職場、
#8【トレーナー・セラピスト向け】脳振盪の症状 -Symptoms of Concussion-
前々回の記事で、脳振盪の「徴候」についてお伝えしました。
ここでは脳振盪の「症状」について説明したいと思います。
それでは、早速。
今日は以下の点についてお話していきたいと思います。
1. 脳震盪の「症状」を理解することの意味「徴候」と「症状」。前回も説明したように、どう違うの?と思われている方もいらっしゃると思います。そう迷ってしまうのも仕方のない部分もあり、その辺りをクリアにしていきなが
#7【脳振盪Q&A①】-徴候と症状について-
前回の記事で、脳振盪の「徴候」についてお伝えしました。それに関する質問をお受けしたのでお答えします。
質問:「徴候」と「症状」の違いは何ですか?
そうなんです。自分も昔は混乱していました…。前回の「徴候」の項目が、症状としても認識されるので、そこをはっきりしたいですよね。
簡単に説明します。
徴候:客観的にみてわかること。英語では”Signs”
症状:主に主観的に感じる体の変化。英語では
#6【トレーナー・セラピスト向け】脳振盪の徴候 -Signs of Concussion-
前回までの記事では、「脳振盪の定義」や「分類」をお伝えさせてもらいました。では何をもとに脳振盪だと判断するのか。脳振盪に馴染みのない方は、そういった疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。なので、今回は「脳振盪の徴候」を紹介したいと思います。
脳震盪の徴候を理解することの意味「脳振盪の徴候」には何が含まれるか、それを知ることで、今までただの頭部打撲や頭痛といったものに対して、「脳振盪かも…」と
#2【セラピスト・トレーナー向け】脳振盪の定義① -Definition of Sports Related Concussion-
何を持って"脳振盪"と診断・判断するのか。とても難しい問題であるが、ここでは定義を見直してみたいと思います。
2016年にドイツのベルリンで開催された第5回国際スポーツ脳振盪会議のレポートに記載されてあった現段階で最新の定義をここに記します。スポーツ脳振盪とは?が一言で表現されています。
"Sport related concussion is a traumatic brain injury
#3【セラピスト・トレーナー向け】脳振盪の定義② -Definition of Sports Related Concussion-
それでは、少し空いてしまいましたが、続きを。
今回もより詳しい内容になるので、セラピストさん、トレーナーさん向けの内容になります。
The 5th International Conference on Concussion in Sports held in Berlin 2016の本文と、その翻訳を参照に進めていきます。
もしかしたらすでに現場でこういった内容を経験されている方は理解され
#4【一般の方向け】脳振盪(のうしんとう)とは?
脳振盪(のうしんとう)に馴染みのない方、過去の記事はなんやら難しい漢字・言葉を使ってしまい、申し訳ありません。
今回は、スポーツ現場や病院等で普段、脳振盪に関わる機会のある方ではなく、普通の一般の方々でもわかるように説明したいと思います。
まず、なぜ一般の方にもこのような記事を書きたかったかというと、脳振盪というものは日常でも起こりうるものだからです。
でも、「脳振盪って何?」「初めて聞いた
#1 脳振盪について -about Concussion-
カナダでPhysiotherapist(理学療法士)の資格を取得し、現地のスポーツクリニック、スポーツ現場を通じて得てきた脳振盪についての経験・情報、また選手や患者さんのリハビリを担当して疑問に思っていたことについて調べたことなどを書き綴っていこうと思います。
現場で脳振盪に関わる可能性のあるセラピスト・トレーナーさんには、やや詳しい内容を。また一般の方にも「脳振盪(のうしんとう)」というものは