子供達にとって運動が重要な理由とは??

皆さんこんにちは!!
フィジケイドスタジオトレーナーの島本和弥です!!

皆さんは子供の時にどんな運動をしていましたか??
サッカーや野球などのスポーツ、もしくは鬼ごっこやかけっこなど様々な遊びを通じて運動されていたと思います。
子供達にとって運動をするという事は非常に大切なのを知っておられましたか??

文部科学省の幼児期運動指針では運動の意義について以下のように記しています。

①体力や運動能力の向上
②健康的な身体の育成
③意欲的な心の育成
④社会適応力の発達
⑤認知力の発達

運動をする事はもちろん体力や運動能力の向上になりますが、それ以外にも心理的側面や社会・文化的側面においても成長を促します。

例えば、遊び・スポーツでこんな動作が出来るようになった!!あの子に勝った!!など成功体験や意欲、有能感は活発に身体を動かす機会を作り、何事にも意欲的に取り組む心を育みますし、友達やチームで動く事はコミュニケーションを取り、自己を抑制し、ルールを守るなど協調が出来る社会性を育みます。
運動をする事は身体だけではなく心の育成にも必要な事なのです!!

もちろん運動能力の向上にも非常に重要です!!次の図を見てください!!

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上の図は『スキャモンの発達曲線』と言い、子供達の成長過程を図にしたものです。注目して頂きたい所は青い線の神経型という所で、4歳〜8歳頃から急激に伸びて、9歳〜12歳ではほぼ100%に達している事がお分かりかと思います。

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また、こちらを見ていただくと動作の習得はほとんど5歳〜10歳前後で行われます。つまり運動能力は4歳〜12歳の時期に何をしていたかがとても大事になるんです!!

特に4歳〜8歳の間は『プレゴールデンエイジ』と呼ばれ、神経が最も発達する時期で、脳や神経を刺激するのがとても大切な時期です。また9歳〜12歳の間は『ゴールデンエイジ』と呼ばれ、初めて行う動作でも見本を見ただけで出来てしまう時期で、一度覚えた動作は何十年も再現できると言われています。これらの時期に様々な動作を行うと、運動能力の向上に繋がるというわけです!!

しかし、現在の日本では遊ぶ場所が少ないのが現状です。
外での遊びやスポーツに接する機会が少なくなっています。
また、スポーツチームに所属していても、1つの種目に偏ってしまっていることもあります。1つの種目にこだわる事も大切なのですが、子供の時期にはいろんなスポーツを実施する事も大切です!!
アメリカでは夏は野球、冬はバスケットボールなど1種目だけではなく、多くの種目を実施している子も多いそうですよ!!

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フィジケイドではFUNスポーツというイベントを通じて運動やスポーツに接する機会を持ってもらうように活動しています!!
この活動では小学生や中学生を対象に様々なスポーツを実施してもらい、身体の成長だけでなく、心の成長、社会性などの向上を目指しています。
⇩こちらからご覧ください⇩

https://physicaid.com/funspo/

過去の活動はこのブログでも紹介しているので気になった方はそちらも是非ご覧になってみてください!!
⇩こちらからご覧ください⇩

https://note.com/physicaid


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島本 和弥 25歳
・はり師、きゅう師
・介護予防運動指導員
・PHYSICA!D STUDIOトレーナー
京都鍼灸専門学校を主席で卒業後、PHYSICA!D STUDIO・北山しばた鍼灸院に入社
介護予防運動教室を多数担当し、北山しばた鍼灸院で活動中!!
陸上競技の経験を活かし、トレーナーとしても活動!!


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