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読書『ひとりでカラカサさしてゆく』
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高校時代に貪るように読んだ江國香織さん。
ひさしぶりに新刊文庫を読みました。
テンポよく語り手が移り変わることで、
当人としての、他人としての、登場人物の魅力が
多面的に立ち上がるのが、惹き込まれる理由のひとつだと思います。
あらすじを読むと身構えてしまうような内容なのに、
実際には他人へのわからなさが静謐に、
愛情を忘れずに書き進められているので、
安心して読むことができます。
読み終わったら、みなさんはいちばんに
どんな感情描くのか語り合いたいと感じる一冊です。
そのくらい美しい余韻があって胸がいっぱいになる
小説でした。まだ余韻に揺さぶられてます。
(あらすじ/版元より引用)
大晦日の夜、ホテルに集まった八十歳過ぎの三人の男女。彼らは酒を飲んで共に過ごした過去を懐かしみ、そして一緒に猟銃で命を絶った。三人にいったい何があったのか――。妻でも、子どもでも、親友でも、理解できないことはある。唐突な死をきっかけに絡み合う、残された者たちの日常。人生におけるいくつもの喪失、いくつもの終焉を描く物語。
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