見出し画像

「フランス国立軍事博物館」パリ☆アンヴァリッドで歴史を感じる

こんにちは。フォトグラファーのnonです。
海外の街や風景、スポーツ撮影を生涯のライフワークとしています。毎日、生活のすべてにカメラが欠かせません。
写真は記憶を確かにしてくれるだけでなく、時にはその写真が今を生きるための力を与えてくれるものになります。
こちらでは、これまでに旅した写真日記を書いていますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

パリのアンヴァリッドの軍事博物館に行きました。
ナポレオンの墓と共通のチケットで見学ができ、館内には世界中から集められた武器などが国・時代別に展示されています。
戦車とかは、男の子の好きなもので女の子にはちょっと怖い感じがするかもしれませんが、歴史と戦争は切り離せないものなのでお付き合いください。
実際、海外の軍事博物館は女子のビジターが多いです。

オテル・デ・ザンヴァリッド(L'hotel des Invalides)通称:アンヴァリッド

1671年にルイ14世が傷病兵を看護する施設として建設

大砲が見えますが、アンヴァリッドの中には長州藩のものもどこかにあるようです。そう言えば長州は下関で英仏軍と戦って破れたため、戦利品として持ち去られたのでしょう。長州砲には毛利家の家紋もあるようです。

グリボーバル・システムとヴァレ・システムと呼ばれる大砲がフランスの主流となりました。この新式大砲は扱いやすい上、均一の規格が与えられており、革命時代やナポレオン時代に大活躍しました。

近代の展示室では、ルイ14世からナポレオン3世まで(1643年〜1870年)が展示されています。

ヨーロッパでは各国の首都にこのような歴史軍事博物館が存在しています。第二次世界大戦で敗戦国となったウィーンやブダペストにも大規模な国立軍事博物館があります。この点、日本との違いを感じます。

現代の展示室では、二つの世界大戦(1871年〜1945年)が展示されています。

海外の歴史軍事博物館には女性も多く見かけます。

ウィーンの軍事博物館では、高校生たちが社会見学で大勢来ていました。学びの場となっているようですが、日本の国立博物館ではサムライの鎧や刀までで時代が止まっていますね。

初めて戦車が登場した頃のものでしょうか。

これはドイツ軍の2号戦車の砲塔ぽいです。

V-1

第二次世界大戦時のドイツ軍の巡航ミサイルです。
ロンドンへの攻撃では、2,340発が着弾したそうです。

Char Renault FT17

ルノー FT-17 軽戦車、1917年式です。
2人乗りで速度7.6km/h。第一次世界大戦が初陣でした。
日本もFT-17を購入し、これを参考に九二式重装甲車が開発されたそうです。

ルノー製です。

フランスの戦争の歴史の一端を垣間見ました。合わせて文化や芸術が守られるためには平和の大切さを感じずにはいられませんでした。


最後までお付き合いいただきありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしています。

#旅行記 #フランス #海外旅行記 #この街がすき
#旅のフォトアルバム #海外旅行 #写真 #博物館
#Paris #ヨーロッパ #パリ #カメラ #ミュージアム
#アンヴァリッド #軍事博物館 #陸軍博物館



いいなと思ったら応援しよう!