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【レビュー】MacbookみたいなWindowsPCないのか論争に終止符を- Lenovo ThinkPad Z13 gen1

少し前からパソコンを新調しようと思っていたんです。
いろいろ探し回った結果、最高の一台に巡り合えたのでnoteにしてみました。かなりの長文になりそうな予感ですが、よければお付き合いください。そのくらい良かったんです。


買うならMacbookか、Windowsか

普段から好んで視聴しているガジェット系YouTubeやブログをみると皆さん
Macbookを使われていて、Macbookに対する憧れはずっとありました。

  • ミニマルなデザイン

  • 写真現像や動画編集のしやすい、狭額縁の光沢(グレア)液晶

  • クセのない均一な、長時間のタイピングに耐えるキーボード

  • 持ち歩きに適したサイズ感

  • 信頼性のあるブランド

など。
じゃあMacbookを買えばいいじゃないかとなりそうですが、そうもいかない理由がありました。仕事で使っているアプリの問題でWindowsでなければいけないとか、あまりにも皆がMacbookを使いすぎて逆にまったく個性がなくなっているな、とか。

それならばWindowsでこれらを満たす端末はないのか・・・
MicrosoftのSurface Laptopはベゼルが太く、国内メーカーは非光沢ディスプレイが中心、hp、ASUSの光沢ディスプレイ機種はキーボードが漏れなく特殊な配置をしていて・・・など、つまりなかったんです

そこで見つけた一台「ThinkPad Z13 gen1」

「ThinkPad Z13 gen1」は2022年6月にLenovoから発売されたノートパソコンです。現在は後継機種の「ThinkPad Z13 gen2」が発売されているため、公式の直販サイトなどでも在庫がかなり少ない状態となっています。

ThinkPadと言えば、会社で支給されるパソコン、おじさんが使うパソコンというイメージが強いと思います。「武骨な真っ黒ボディとキーボードに赤いポインタがあるやつ」みたいな。
「ThinkPad Z13 gen1」はそういったエッセンスは残しつつも、モダンなデザインを取り入れた意欲的なものになっています。

「ThinkPad Z13 gen1」のここがスゴい

唯一無二!レザー仕上げの天板

なんと「ThinkPad Z13 gen1」は天板がヴィーガンレザーでできており、ブランドやメーカーのロゴは刻印で入れられています。
これがとても質感が良く、ブランドバッグのようです。

余談ですが、ヴィーガンレザー以外にも天板がグレーのアルミニウムでできているモデルも存在します。そちらの方がMacbookっぽさという点では上かもしれませんし、価格も安いんです。ただ、今回は個性を優先しました。

アルミニウム製の直線的で高級感のあるフォルム

側面や底面もアルミニウム製で、特に側面は光沢のあるブロンズカラー仕上げです。先ほど天面はブランドバッグのようと書きましたが、底面はアタッシュケースのようですね。
端子類はUSB-Cが2つとヘッドホン出力のみなので、色々と周辺機器を使いたい方は少ないと感じるかもしれません。

レガシーとモダンが同居した、驚異のキーボード

ThinkPadシリーズといえば入力しやすいキーボードが特徴ですが…とかいう前置きよりも何よりもまず思ったこと、購入動機の半分はここに理由がありました。

12インチMacbookのキーボードみたい

本体ギリギリまで設置された一切縮小していないフルサイズキーボード…
巨大なトラックパッド…
まさしく12インチMacbookの時に羨ましく思ったあの要素が再現されたWindowsパソコンがここにあった!と思いました。
しかもそれでいてThinkPadシリーズの伝統「トラックポイント」も搭載。更にそれでいてThinkPad伝統のあの武骨なトラックパッドの上の物理ボタンは削除してミニマルさを保つという。
(勝手に一人で)スタンディングオベーション状態でした。

あまり見ない、上部に突き出たWebカメラ

触れてませんでしたが、Webカメラとマイク部分が上方向に出っ張っているため、ディスプレイはかなりの狭額縁です。
個人的には、Macbookのようにノッチ加工されてしまうより、この方が好きですね。

普通の使い方ではまったく問題ないスペック

今回購入したスペックは
ディスプレイは13.3型のIPS液晶(光沢タッチパネル)
CPU AMD Ryzen5 PRO 6650U(2.90GHz)
メモリ 16GB(LPDDR5-6400)
SSD 512GB
という比較的最小構成に近いものですが、通常の事務作業、画像編集、フルHD画質動画編集くらいならまったく問題なくサクサク動作します。

ちょっと無理してFF14のベンチマークを「ノートパソコン(高品質)」モードでテストしてみました。

「普通」という結果でした。ビジネス向けのモバイルノートパソコンで「普通」ってすごくないですか?
本気で遊ぶ方はゲーミング向けのものを購入するでしょうけど、暇なときにカジュアルにゲームをしたい、くらいの方であれば大抵のものはプレイ可能だと思います。

おすすめのアクセサリ

CIO 45W ACアダプター

購入時に付属の充電器は65Wのものですが、非常に大きくて重いんです。
45Wのこちらでも問題なく充電ができ、非常に小さいので持ち歩きのためにはこういったものを用意するとかなり荷物が少なくて済みます。

Lvdou USB-Cハブ

「ThinkPad Z13 gen1」はUSB-Cポートが2のみと、端子類は非常に少なくなっています。こちらのUSB-Cハブは非常に安価ですが、SDカードスロットやHDMI端子も備え、USB-Cポートはディスプレイ出力も可能なのでかなり万能です。
弱点として本体の材質が非常に傷つきやすいので、フェイクレザーのリメイクシートなどで包むと、本体とコンセプトが統一されるのでお勧めです。

drip Leather MacBook Case 「Sugar」

常日頃お世話になっているdripのインターン学生が企画したMacbook用のレザーケース「Sugar」は、本来は13インチMacbook用のケースですが、ThinkPad Z13 gen1はMabookよりも液晶が僅かに大きいのに、ボディサイズは僅かに小さいという驚異の端末なので、問題なく使用できます。

まとめ

「ThinkPad Z13 gen1」は、製品コンセプト、筐体デザイン、性能、
スペックなどすべてが一級品でした。
ビジネス用パソコンで有名なLenovo、ThinkPadシリーズの新時代バージョンということもあり、所有欲も相当満たされると思います。

Macbookみたいなおしゃれなパソコン使いたいけど、OSはWindowsの方が好き、Windowsでないと困る理由があるといった方にはうってつけの一台じゃないでしょうか。
間違いなく「買ってよかった」第一位になると思いますよ。

Yuz.

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