インド人ママにおそわるマハラシュートラ料理会 #カレーだいしゅき手記
プネー出身のインド人友達のお母さんから、西インドマハラシュートラの料理を教わった。コロナ前にインドに行った時には友達抜きで実家にお邪魔し、家庭料理を教えてもらった思い出がある。そのときはSambarの起源と言われている酸味の効いた豆料理Amtiなどを教わった。
今回はナヴァラートリーというインドのお祭りがあり、お母さんは9日間の断食の最中。果物やサブダナ(タピオカ)くらいしか食べられるものがなかったにも関わらずわざわざ遠くから材料を準備してきてくれて、時間をかけて料理を作ってくれたのだった。
今回の献立はとてもシンプルな構成だが、お祭り仕様の食事だという。作り方を教わったので簡単にメモとともに記しておく。
ModakとKaranji
今回の一番の目当てはModakというネパールのモモのような形をした揚げ菓子で、お祭りの時にガネーシャに捧げるために作る。実はこれは1000年以上前に唐から伝わってきており、いまでも京都で清浄歓喜団という名前で作られている。歓喜天というのがガネーシャの日本での名前で、歓喜天に捧げるお菓子だからそういう名前になったようだ。
先日京都に行った時に清浄歓喜団をたまたま見つけて買って食べてみたばっかりだったのよ。で、それとセットであるのが餢飳(ぶと)であり、こちらはkaranjiのことである。2つとも当時からニコイチで伝わっており、つまりふたりはプリキュアってこと。
Modakは基本的に年に一度つくる特別なお菓子なのだが、作る時はワッサ〜っとたくさん作る。そしてたくさんのまんじゅう型のModakを作った場合、餃子型のkaranjiを必ず一つセットで作らないといけないのだという。月と太陽のよう。二つのお菓子は生地も中身も同じだが形だけが違う。逆にKaranjiをたくさん作ってひとつだけModakというパターンもある。
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