たか2(薬剤師)

現在大阪在住の薬剤師、「たか2」です。調剤薬局でよく遭遇する質問、または自分が疑問に思うこと、漢方処方される人のパターンとその薬、など、患者視点からの記事、及び、漢方・生薬系の資格を取りたい方へ、自分が取ったときの経験等を紹介していきたいと考えています。よろしくお願いします。

たか2(薬剤師)

現在大阪在住の薬剤師、「たか2」です。調剤薬局でよく遭遇する質問、または自分が疑問に思うこと、漢方処方される人のパターンとその薬、など、患者視点からの記事、及び、漢方・生薬系の資格を取りたい方へ、自分が取ったときの経験等を紹介していきたいと考えています。よろしくお願いします。

最近の記事

「(その7)メディカルハーブ(ハーバルセラピスト養成講座)」を学ぶことにした。

第7回「メディカルハーブ製剤 Ⅱ」 コロナ流行中のところではありますが、みんなで実習です。 子供が2名ほど混入(?)。 子育て世代の母が、育児片手に学びに来ています。頑張ってますね。 実習前の勉強。 「緑の薬箱」 薬箱に入れておくオイルの代表例と、それらを自分の症状に適した剤型にする知識をつけようとするものです。 ここで初めて知ったものが。 「バッチ博士のレスキューレメディー」 オイルではなく、野生の花の力を水に移したものとかで、作り方秘密。 イギリスでは知られた自

    • 「(その6)メディカルハーブ(ハーバルセラピスト養成講座)」を学ぶことにした。

      第6回「メディカルハーブ製剤 Ⅰ」 本日のお茶は「ウスベニアオイ」 まずは勉強から。 実習をする前の事前学習ですね。どんなものを作れるか、外用の概要を学び(←親父ギャグ?)、次回コロナの流行の様子を見て集まれる時に『チンキ剤』『浸出油剤』『バーム(軟膏剤)』を作ることに。 (材料費、別途300円だそうです。)(別料金?他のところもそうなのだろうか?) (この3種しか実習しないのに、テストでは他のものが出る。要注意!) リンゴ酢(アップルビネガー)が基剤に名前が上がっと

      • 「(その5)メディカルハーブ(ハーバルセラピスト養成講座)」を学ぶことにした。

        第5回「メディカルハーブと精油の安全性」、本日のお茶は「ネトル」 さて、お茶「ネトル」から。 イラクサ科の植物です。 学名 ウルティカ ディオルカ 和名『セイヨウイラクサ』、葉を使います。 配布したハーブティーの中でも一番お茶に近い、花粉症やアレルギー疾患の体質改善に良いそうで、半年飲むと変わってくるそうです。(先生談)。 メディカルハーブには活性成分が少なく、多様な成分が多様な機能を相乗的に発揮している、 相乗作用で効果を発揮しているから、単独成分がもつ副作用が起こ

        • 「(番外編)メディカルハーブ(ハーバルセラピスト養成講座)」を学ぶことにした。

          つぶやき編。 11月。そろそろテストの時期。追い込みに入っている方もいらっしゃるはず。 最後のCBT試験、記念になりますよ! (しかし、時代が時代だけに、続きそうな気もするけど) 5月に幸い受かったので、その後はコツコツと追ってノートを記載していますが、テストってあった方が良いなあ、と思う。 自分の脳の力確認と(だいぶ衰えを感じた😅)、お金や時間がかかっている!と思うと集中できます。 受かっても使わないので忘れていく。 ノートを書かなきゃもう忘却の彼方にあるのではなかろ

          「(その4)メディカルハーブ(ハーバルセラピスト養成講座)」を学ぶことにした。

          アロマセラピーの基礎知識、本日のお茶は「ペパーミント」です。 ペパーミントはハーブにもオイルにもあります。 (メンタ ピペリタ)セイヨウハッカの葉部使用。 眠気覚ましのメントール、有名ですね。 全身性のオイルトリートメントには不向きとのこと。 さて、アロマセラピーの基礎。 (ちなみに「テラピー」は、イギリス読みだそうです。) 精油(エッセンシャルオイル)について学びました。 覚えるべき単語を書き出します。 ①水蒸気蒸留法→精油(上層)+ハーブウォーター(下層)、これら

          「(その4)メディカルハーブ(ハーバルセラピスト養成講座)」を学ぶことにした。

          「(その3)メディカルハーブ(ハーバルセラピスト養成講座)」を学ぶことにした。

          第3回目は「基礎知識Ⅱ」。本日のお茶は「エルダーフラワー」 講座開始前、お湯を沸かしてお茶の準備。 「今回のティーも風邪系だ」と思っていたら、先生より、 「利尿作用がありますので、講義中行きたくなるかもね」 ・・・なら、今、勧めないでください😅💦 受講生の殆どが飲用を控えたという。(笑) (控えたので写真なし) 基礎知識・・成分の分類でなかなか難しい。 植物の「一次代謝産物」が我々にとっての「美味しい食べ物」、 「二次代謝産物(フィトケミカル)」が「緑の薬」となる

          「(その3)メディカルハーブ(ハーバルセラピスト養成講座)」を学ぶことにした。

          ハーバルセラピストの認定証が届きました✨

          その後。申請の時期にもよるでしょうが、7月18日。帰宅するとポストに青緑の封筒がささっている。 メディカルハーブ協会の封筒や〜!👀 (認定証は曲がらないよう型紙とクリアファイル入り) 認定日は結局6月5日。(ピンクの合格通知に印刷されていた日と同日) 記念日を狙って振り込んだり郵送しても無駄でした。さっさと送れば良かった🤭。 しっかりした紙です。例のピンクの薄紙とはえらい違い・・。 (余談;ログインユーザーの番号が、キレの良い数字で自分的には嬉しい☺️) 会員証は去

          ハーバルセラピストの認定証が届きました✨

          ハーバルセラピスト認定試験(2023年5月)結果【一部有料あり】

          6月20日が過ぎた。 23日、帰宅すると何やらふっくらしたミント色のA4封筒。 結果、来たー! 『合格ならまず速報葉書じゃない?』 『だとしたら不合格?落ちたから次回用の案内類を送ってきた??』 色々考えが脳内を廻る。 開けてみると・・・ 次に進む為の手続きの書類と冊子類だった。 無事合格!🎉🎊初めてのCBT試験、いい経験になった。 落ちてたらまた11月の試験目指して勉強せねばならん、時間も労力もお金もかかるなあ、と思っていたので嬉しい。節約できたぞ〜✨✨ 点

          ¥100

          ハーバルセラピスト認定試験(2023年5月)結果【一部有料あり】

          ¥100

          「ハーバルセラピスト」を受験してみた(2023年5月)

          (悠長にハーバルセラピストコース養成講座の事を2回ばかり書いていましたが、実はCBT試験が今年11月で最後なので、先に受ける方へのアドバイスを書いてから、またコースの話(3回〜)を掲載していきます。) ーーーーーーーーーーーーー コロナの流行で一カ所に集まることや移動間の感染防止の為、東京でのペーパーテストから全国各試験センター会場で、となった。 CBT試験は2023年11月まで、とある。 記念に試験センターとやらで受けてみるか〜😁(2023年5月の受験を決定) 会場が

          「ハーバルセラピスト」を受験してみた(2023年5月)

          「(その2)メディカルハーブ(ハーバルセラピスト養成講座)」を学ぶことにした。

          次回から、お茶をしながらしましょう、とのこと。要はチャック入りのハーブを飲んでいく、ということです。 次回までに飲むのは「エキナセア」 免疫賦活作用を期待して、この時期セレクトだそうです。 (風邪、インフルエンザの予防) 味・・全部飲んだら後に見返すことが出来なくなるので惜しんだからか? ちょっと残して試飲。 よくわからない。😅 コメント略。 さて、第二回;基礎知識Ⅰ、 今回もZoom。移動がないのはありがたいことですな。(何回かは行かねばならないようですが) 光

          「(その2)メディカルハーブ(ハーバルセラピスト養成講座)」を学ぶことにした。

          「(その1)メディカルハーブ(ハーバルセラピスト養成講座)」を学ぶことにした。

          日本メディカルハーブ協会の、ハーバルセラピスト養成講座を学んでみることにした。 全18回。合計36時間。 講座費用は13万2000円(税込)(テキスト代3146円込) ○チャック袋入りの生薬9種類 1、ウスベニアオイ 2、エキナセア 3、エルダーフラワー 4、ジャーマンカモミール 5、タンディライオン 6、ネトル 7、パッションフラワー 8、ペパーミント 9、マテ ○小瓶入りの精油12種類 1、クラリセージ 2、ゼラニウム 3、ティートリー 4、ネロリ 5、ペパーミント

          「(その1)メディカルハーブ(ハーバルセラピスト養成講座)」を学ぶことにした。

          「3年期限があるものをよこせ」〜「無理です」

          ニトロペン、5錠、頓服処方の患者様。 他の薬は2ヶ月分。 交付時、ニトロペンの期限を確認された患者様。 「もっと期限が長いのをよこせ」 見ると期限は約1年近くある。 「期限、来年の◯月までですよ」 「滅多に飲まないのに、期限が切れるとまた処方してもらわねばならない。何で俺がお金を払わなくてはならないんだ? 長いのをよこしておけば余計な出費はしなくても良くなる。」 「うちの薬局で持っているもので、最長の物です。」 「スーパーで牛乳の期限、あんたは短いのをわざわざ選ぶか?

          「3年期限があるものをよこせ」〜「無理です」

          「毎日って書いてないから。」〜確かに!

          ステロイドの軟膏塗布指示。 その後、ステロイド軟膏の処方が無い為質問。 「処方なくなりましたが、その後落ち着かれましたかね?」 「余計に皮膚症状が悪化したから。」 と患者様。 悪化?そしたらランクアップの方法もあるが・・。 原因が違うとして抗菌薬処方に切り替わったわけでも無い。もう少し質問してみることにした。 「毎日しっかり塗ってくださってました?ステロイドは集中的にばちっと塗って、やめるときにやめる、そう言う塗り方をしないと炎症がだらだら続く事になりますよ」 「えっ?

          「毎日って書いてないから。」〜確かに!

          「出されるから毎日飲んでました。」〜痛くないのに?〜

          毎回鎮痛薬(ロキソニン)を1日3回毎食後、1か月分Do処方される患者様。 このクリニックからは胃薬の処方はない。 痛みが強いのかなあ?と、声かけしてみた。 「◯◯さん、痛み止めを長く飲んでいらっしゃいますが、相当痛いの?」 すると、 「普段は痛くないけど、先生に『毎日飲んでいい』って言われたから。 行くと毎回出してくれるし、たまに痛みが強い時もあるから、毎日飲んでおいたほうがいいかなあって思って。」 ・・・えっ!? 行き違いを感じる・・・。 患者様は先生が出すから

          「出されるから毎日飲んでました。」〜痛くないのに?〜

          「誰も居ないから良いだろ?」〜我々が居ますけど?〜

          おでこに冷えピタを貼って来局した患者様。 入り口には高熱の方の入室は断る旨の貼り紙もあるがにも関わらず店内へ。 「熱が出たからPCRしてきた帰りだ」 と処方箋を受付に差し出す。 管理薬剤師、慌てて対応。 「○○さん!熱のある方は入室をお断りしています。横の窓から対応しますからそちらへ回ってください。」 触ったところを除菌していく。 「そんなこと、どこに書いてあるんだ?!」 どうもバイキン扱いされている、と不機嫌に。在室を粘る。 「入り口に書いてありますよ。他の人にうつ

          「誰も居ないから良いだろ?」〜我々が居ますけど?〜

          「今日までが自宅待機なので。」~今日まで、ですよね?

          PCR 無料検査事業が始まってから、コロナ第6波到来。 保健所の検査が追い付かず、資材不足も手伝って自宅待機後は検査をせず、職場復帰となる。 当然感染がまだ続いているのでは?と待機明け本人、周囲共に不安になる。 世の会社からは当初、『PCR検査を受けてこい』という指示が乱発。 しかし、無症状の方は病院では断られる。→自費でPCR検査を受けるのは二万円くらいします。 そうなると無料でやってもらえる薬局に連絡が入る。 薬局が期間限定で請け負っている都道府県の事業には条件が

          「今日までが自宅待機なので。」~今日まで、ですよね?