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「墓の魚オーケストラ」コラム

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「墓の魚オーケストラ」とは何か?を解説していく記事集です。
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#芸術

墓想のファドを作曲する・・シャンソン・フュネライユ(Chanson funéraire)という音楽…

「夜に大声で笑うヒキガエルを踏み潰し、 最早、生き返らない ラザロの棺桶を見つめ、 サトイ…

ポルトガルのファドという音楽には隠匿性がある

こんにちは。 普段、海で海洋生物の死骸を集めては、 それらを題材に ファドを創作している 葬…

演劇は、現代ではとても需要の厳しい分野になりつつある

こんにちは。 葬送のオーケストラ「墓の魚 PEZ DE TUMBA」 の作曲家です♪ 今日は、 演劇や、…

現代人は[ネタとパロディの中で息をしている]

こんにちは。 葬送のオーケストラ「墓の魚 PEZ DE TUMBA」 の作曲家です♪ 今の時代って、 大…

ハロウィン祭(魔女絵と、墓場の詩と、音楽と・・)

こんにちは。 「墓の魚」の作曲家です。 再びハロウィンの季節がやってきましたね♪♪ ハロ…

古都ポルトガルのキリスト教を表現した新曲三部作を作曲

こんにちは。 「墓の魚」の作曲家です。 今日は、新しくアップした 「墓の魚」の新作動画のご…

ジェラール・ド・ネルヴァルの詩と「墓の魚」

こんにちは。 「墓の魚」の蛆虫の作曲家です。 今日は私の詩ではなくて、 有名なフランス詩人の詩を 紹介しようと思います。 フランスの詩人 ジェラール・ド・ネルヴァル(Gérard de Nerval)の 「Profession de Foi(基本信条)」から 一部抜粋した詩です。 「この世は臭い沼地に過ぎないのだから。 底は確かに澄んでいるが、 何ともひどい汚さで、悍ましい毒気を撒き散らし、 悪臭放つ者達がいつでも上に浮かび上がる! なんと哀れな!! 黄色い草、乾いた葦

キリスト教の悪魔とは何か?(洋画の表現)

こんにちは。 「墓の魚」の作曲家です。 今日は「墓の魚」の音楽にもよく登場する キリスト教…

インスタグラムでラテン詩画集始めました(詩は簡単な言葉で書かないと駄目なの?)

こんにちは。 「墓の魚」の作曲家です。 私はスペインや南米舞台の キリスト教や、ラテンをテ…

悪党達のキリスト教の物語について

ラテン・キリスト教は、 この世界の解決できない理不尽さ、不条理さに 私達が絶望して、修羅の…

我々が真理が問われる時に、純朴さ、素朴さに徹底的に敗北する事について

こんにちは。 「墓の魚」の作曲家です。 マイペースなラテン墓場の作曲家として、 今日も淡々…

芸術とは個人の儀式である故に・・

こんにちは。 「墓の魚」の作曲家です。 今回は音楽業界を見ていて、 あくまで個人的に思った…

社会貢献の為の芸術ではなく、個人の為に芸術を作るという事(プロでなくても人生をか…

こんにちは。 「墓の魚」の作曲家です。 皆さん、ご存知の方もいる様に、 私は「墓の魚 PEZ D…

魚介類とキリスト教文学の楽団「墓の魚」

こんにちは。 「墓の魚」の作曲家です。 私は子供の頃から妙に 魚介類に魅かれる子でした。 つまり「墓の魚」の今の作品を作る兆しが 子供の頃からあった!? のかもしれません(笑) 中でも、大きな印象として残っているのは、 本の中のスペインかポルトガルの漁師町の 古い時代の写真(本の中の)を見た事です。 スペイン語の政治的なペンキ文字が 落書きされた壁の下に 漁師達の漁った貝殻や、漁の網が 転がっている写真だったのですが、 それが私には何とも印象深かったのです (南欧で昔