
心に影響を与えるアロマの選び方
こんにちは!アロマセラピスト大島鶴枝です。最近、精油選びについて。
どんな精油メーカーがいいですか?というお問い合わせが来ていましたので、
今回は、心に影響を与えるアロマとして、メーカー選びのポイントをお伝えしようと思います。
有機生物である植物
アロマの原料となるのは、植物です。
精油の成分は、植物の光合成によって作られる炭化水素で構成されています。
植物は、光合成で糖(エネルギーとなるもの)を自らの力で生み出せる有機生物です。二酸化炭素を吸収し、酸素を排出することで、動物のように動くことができません。
その代わり、動かなくても自分でエネルギーを生み出すことができる生物なのですね。光合成は糖のみを生産するわけではありません。
植物にとって、この芳香成分は植物間コミュニケーションを行う際の言語でもあり、外敵から身を守ったり、紫外線から身を守る防衛としても使用されています。
その炭化水素で構成されている芳香成分は油です。精油は、植物の芳香成分を、一般的に水蒸気蒸留法という方法で蒸留し、油を抽出しています。
目に見えないほど、細かい芳香成分を体内に取り込むことによって、脳へ電気信号に変換され伝わり、私たちの感情へと影響を与えます。
だから、野生の状態に近い状態で育つということが、とても重要となるのですね。
野生の芳香成分に近い状態のアロマ
基本的に、植物は野ざらし状態で生息しています。風が強い日もあれば、紫外線が強く照らし続ける日もある。
雨が何日も降らない日もあるでしょうし、台風のように強い風や雨にさらされることもある。
野生の植物は、とても過酷な環境で生きているのです。
植物は、あらゆる動物の食物連鎖の一番初めに存在する生物です。私たちは、牛や豚を食べますが、その牛や豚は、植物を食べて成長します。
植物の栄養をもらっているからこそ、動物は、生息できるのですね。
でも植物にとっては、大問題。動くこともできない植物は、外敵から身を守るために、自らの力で害虫回避作用を作り出し、外敵を追い払おうとします。
それが、炭化水素で作り出す芳香成分です。だから、野生の環境下で育つ植物の芳香成分には、その植物の生きるエネルギーが多く含まれているのです。
おしゃれなカフェやお店に置かれている植物から、植物の香りを感じたことってありますか?
自分で育てている観葉植物から、いい香りがするってことは、ほとんどないはずです。
その理由は、人の手で育てられた植物は、自らの力で芳香成分を作り出し、防衛することや繁殖しなくても、人が代わりにやってくれるからです。
だから、もし、私たちの心にダイレクトに影響を与える香りを嗅ぎたいなら、野生の芳香成分に近い状態で生息したアロマでなければいけません。
野生の環境に近い状態で育つ植物は、生き延びるために工夫をして自ら、芳香成分を作り出し、外敵(自然)と戦わないといけないのです。
だからこそ、私たちの心にダイレクトに影響を与えるのですね。
野生の環境に近い状態の植物から抽出したアロマ
ここで、プラナロム精油をご紹介します。
プラナロム社は、健草医学舎と組んで、日本に来るプラナロム精油を厳重に検査し、検査の通った精油のみ、日本にやってくるメーカーです。
ケモタイプ精油(植物は、育った環境や土壌の状態により作り出す芳香成分が違ってくるため、国や産地、精油成分などで細かく分けた精油)は、100%天然のエッセンシャルオイルで、成分表がついてきます。
基本的に、プラナロム社の精油は、自然の環境に近い状態の植物の芳香成分を抽出していますが、偏西風や季節風の影響で、農薬をサンプした植物から抽出し、それを混在し精油として出されることもあるため、
それらの精油を、健草医学舎がチェックしているのです。
そのため、日本に輸入されるプラナロムは、天然100%の自然の過酷な環境で育つ良質な精油のみ販売しています。
厳しい検査ののち、欠品となる精油も多いのが特徴のメーカーですが、香りを嗅ぐと、他のメーカーでは、決して嗅ぐことができない、素晴らしい心理的影響を与えます。
私たちの脳へとダイレクトに影響を与えるため、モノアミン(脳内神経伝達物質)のバランスを整え、心身を健康へと導くお手伝いをしてくれるのです。
まとめ
アロマと書かれた商品は、雑貨店でも多く見かけると思います。
そのほとんどが、天然の芳香成分だけではなく、異物が混入した混ざり物が多いということ(全ての雑貨店に置いてあるアロマがそうとは限りませんが)
そして、安価な精油は、在庫を処理するために新しい精油と混ぜて、商品として販売することで、古いものを代謝し、安価に仕上げているのです。
エネルギーを失ったアロマを嗅いでも、ダイレクトに心に影響は与えてくれません。
ぜひ、心を健やかに、笑顔で過ごしたいと思うなら、本物のアロマの香りを嗅いで、心身ともに健康を目指してみてくださいね。
https://petit-bon-aroma.com/guidebook/
いいなと思ったら応援しよう!
