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私達は楽しいと老けない
こんにちは!アロマ心理学開発者大島鶴枝です。
本日の内容は、『脳はあきらめない〜瀧靖之著』から脳の老化の原因と感情について、お伝えしていこうと思います。
平均寿命と健康寿命
日本人の平均寿命は男性が80.5歳、女性が86.8歳で、男女の平均寿命は、84歳です。
ただ、この平均寿命は、「人のサポートを得なくても1人で自立した生活を遅れる期間」である健康寿命とは異なり、少なからずある一定の人たちは、亡くなる10年前くらいから何らかのサポートを受けているのが現状です。
サポートを受ける人の多くの原因は、脳出血、脳梗塞、くも膜下出血など、脳疾患が多く、特に今の日本は、認知症患者がどんどん増えていると言われているのです。
自分で自立して生きることができなければ、それはただ寿命を伸ばしているだけに過ぎません。
健康寿命を伸ばすためには、脳が健康でなければいけないのです。
脳が機能するから人は人として生きられる
私たちが人として、生きて生きていく上で、必要な脳。
脳は、さまざまな外的変化や体の変化に合わせて、指示してくれます。
つまり、『司令塔』の役目を果たしているのです。
視覚、触覚、嗅覚、味覚、触覚という五感から得られる情報をキャッチし、私たちの生きるための様々な欲求を満たしています。
お腹がすいた、頭が痛い、腕がだるいなどの感覚を脳が受け、その欲求に対して何をすべきか判断して、体に指示を送ります。
私達は、目という器官でものを見ているように思いますが、目から入っていきた情報を脳が認識して、そこにある色や空間などの認知しているのです。
そのため、視力がどれだけ良くても、脳梗塞が起きると目が見えなくなります。
それだけではありません。脳梗塞になると、手や足にまで指示が行き渡らなくなり、手足が動かなくなります。
脳が司令塔として機能しなくなるからなのです。
健康脳を育てる生活習慣
本書では、生活習慣を変えることによって、健康脳は作れると伝えています。
脳を元気にする3つの習慣は『運動・食事・睡眠』です。
人の脳や認知力は、大体70%が遺伝要因によって、残りの30%ほどが生活習慣によって決まると言われています。
遺伝で70%も決まっているのなら、生活習慣を変えるだけでは無理なのでは?と思われるかもしれませんが、
アロマ心理学の心の傷の部分で見ても、親から心の傷(カルマ)の活性を促されるため、この70%は親と同じ心の傷によって起きる病気をさしていると考えられます。
例えば、私は幼少期喘息でしたが、私の息子も、幼少期から呼吸器が弱く、喘息もちです。
喘息は、1歳から3歳までに活性する異性の親に『見捨てられた』と感じることでつけられる見捨ての傷(X型依存する人の仮面)が強い人がなりやすい病気です。
このように、遺伝的な要因は、心の傷によって発症することが多いため、心の傷を癒すことで、親と同じ病気を発症することを回避できます。
では、あと30%の生活習慣ですが、
まず、毎日の習慣は、脳を活性させ、若返らせるためにとても重要です。
こちらも合わせてお読みください。
著者も、22時就寝、朝4時半起きという習慣を何十年と続けているそうです。
その理由は、「頭が切れる、立派な方」と思う人に生活習慣をお聞きしたところ、みなさん、朝早く出勤、出社されているとのことなのです。
様々な成功者と同じく、仕事の約8割は、朝の1時間から2時間の間に済ませているとのことなのです。
外見は脳を表す
高齢者の身なりと、脳画像にはある共通点があります。
それは、身なりがきちんとしている方の脳は、実際の年齢が70歳でも、50歳くらいの脳にしか見えないとのことなのです。
逆に身なりがよれっとしていたり全然気を使っていない方だと、同じ70歳でも、脳の萎縮の進行が見られます。
実は、アロマ心理学的な観点から見ても心の傷を癒すと外見が若返るため、脳と外見には相関関係があり、私達は、いくつになっても脳を若返らせることができることに気がついたのです。
良い感情が脳を若返らせる
楽しい時間は、あっという間に過ぎると言うことを経験したことはありませんか?
気がついたら、もうこんな時間!と慌てて、時間の経過に気がつく。
これは、脳内で感じる時間が、『光』に近づき、ゆっくり進むからなのです。
アインシュタインは、相対性理論で、『光は高速で進むため、光の周りは時間が止まっている』と伝えています。
私たちの脳は、シナプスとシナプスを電気信号(インパルス)によって伝達します。
つまり、脳に投影されるあらゆる世界は、光が作り出している。
そのため、脳内の時間も感情によって、早く進んだり、遅くなったりするのです。
アインシュタインの相対性理論を活用してみると、
高速で進む新幹線からは、外の風景がゆっくり見えるが、新幹線を見ている人は、新幹線の中の人は見えません。
これは、早いものに乗っている側は、外側の移動時間が早く進むと逆に、体感している時間はゆっくり流れる。
つまり、実際に流れている移動時間は早く進むのに、自分から見た外の景色はゆっくり進んでいるということになるのです。
楽しいとき、脳内でも同じことが起きています。
みんなと楽しくワイワイ話していると、現実の時間は、進んでいるのに、脳内の時間はゆっくり進んでいる。
だから、現実の時間を見て、
「あっという間にこんな時間!」と、楽しい時は、時間が早く進むと思っているのですね!
でも、実は、逆。
楽しい時間は、脳内ではゆっくり進むのです。
つまり、脳内の時間の経過が、『光』に近づく。
いくら現実の時間が早く流れても、脳内の時間の進みがゆっくりなので、脳の老化が起きず、時間の経過によっての老化を抑えることができるということになるのです。
私達は楽しいと老けない
逆に、人はつまらない時に、時間が遅く感じることがあるかと思います。
それは、脳内の時間が早く進んでいるからなのです。
『つまらないな、早く終わってくれないかな。なんでこんな無駄な時間が流れるのだろう・・・』と
その時間を楽しめないことによって、脳内で繰り広げられる悪口が、悪い感情を呼び起こし、脳内の時間がどんどん早くなっていきます。
つまり、感情によって、私たちの体感時間は、早くなったり、遅くなったりするということなのです。
だから、楽しいこと、ワクワクすること、喜びを感じ生きることはとても大切。
脳年齢は、私たちが何を思って過ごしているかにかかっています。
ぜひ、明るくて元気な人を観察してみてください。
その人は、朝早起きして散歩し、自分の感情に耳を傾け、自分を大切にしているはず。
毎日の生活習慣を整え、楽しいことをたくさんし、ぜひ、脳を若返らせてくださいね。
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