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アロマ心理学ができた経緯〜6年間の歩みを振り返る

初めはアロマの香りづくりをする際、目の前にいるクライアントにぴったりな香りを作ってあげたくて作ったのがアロマ心理学の始まりだった・・・。

私の調香の先生は、フランスから日本にアロマテラピーを導入したと言われる5人のセラピストの1人から調香を学んだ先生だった。

調香とは、10本以上の精油を使って作る香水づくりのことですが、アロマテラピーの業界では、5本以上のブレンドから、香り作りは一気にレベルが上がると言われており、

6年前の当時は、調香ができるアロマセラピストは希少で、その調香をフランスの本場グラースで学んだ先生から

直接、10年以上も学んでいる先生はの技術はとても貴重で、私も、私の生徒も、まだ見ぬ調香という技術に目をキラキラさせて、学ぼうとしていた。

そんな先生が、1冊の本を私に渡し、こういった。

『大島先生、この本、何かに使えないかな。』

その本は、フレグランスジャーナル社から20年前に出版されており、植物と人の性格を照らし合わせた統計が書かれた本だった。

私は、この本をじっくり読んで、1時間くらい、まるで頭の中に台風が巻き起こっているかのようにグルグルとフル回転させ、一言、こういった

「この本、クライアントがどんな香りが好みかを導く際のカウンセリングに使えるかもしれない」

そこから、私は、9つのアロマジェネラルと呼ばれるアロマ抽出部位の特徴を、12項目づつの項目に書き出したカウンセリングシートを開発した。

花、果実、葉、ハーブ、樹液、根、木、スパイス、種子と人の性格を照らし合わせたジェネラルカウンセリングシートを使って、

クライアントの特徴を導き出し、自分の好みの香りは、どんな香りなのかを言語化して精油を選んでもらい、自分が好きな香りを作るセミナーはとても人気で、すぐにアロマ心理学を学び香りを作る講座へと進化し、たくさんのアロマ心理学カウンセラーを輩出した。

香りづくりのためのカウンセリングに使うことだけが目的だったのに、いつの間にか、生徒さんの中に、アロマ心理学を目当てに学びに来る人が増え始める。

そうすると、その本の内容だけでは、講座として未熟であることに気がつき、私は植物学をオリジナルで学び、講座に入れていくことにした。

植物の特性は、学んでいてとても面白く、何冊も何冊も、本を読んで、その植物の生息地や繁殖方法や、そこから生まれる精油成分からも、人の性格の要素を読み取っていった。

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