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求められるのは異文化になじめる力

大学職員として働いて早〇年。4~5部署経験して、思うことは、上が変われば文化も変わる。
大学特有の話題ではないけど、異動の多い職場に勤めている人には共通する話だと思う。
今回は私がいくつかの部署を経験していくなかで慣れるのに戸惑った変化を紹介していく。

誰がどこまで説明するか


 部署によっては部課長がヒラの顔と名前なんて覚えないところもある。だって接点が無いんだもの。
かと思えば、ヒラでも課長に自分で説明をしなくてはいけない部署もあって、それはどうやって決まるかと言うと、上司の匙加減!
課長に自分で説明する必要のない部署から説明しなくてはいけない部署に異動したときは慣れるまで大変だった。
そういう部署に限って課長がビシバシ系だから中途半端な説明するとすぐに厳しいコメントが返ってくるので、課長に伝わりやすく、簡潔に説明する術を必死に身に着けた(つもり)。

会議の下準備


 これをヒラにやらせない部署があることに驚きだけど、部署によっては、課長の隣にいる人とかが、さささっと会議の登録とか秘書さんへの調整とかやってしまって、ヒラは結果だけ聞くってところもある。
どうせヒラが準備しても、本登録の前に課長の手直し入るし、複数のお偉いさんの日程調整も二度手間になったりするから、上司で勝手にやってしまった方が楽というか早いんだろうけど、それだと部下が育たないよね…。

理想は


 部下にどの程度の業務をどれほど担当させるかは部署によってバラバラで、異動の度に、もしくは上司が変わる度に、変化に慣れていく必要がある。これまで経験した中で将来自分も管理職になるなら、こうありたいなと思えたのは、最初は部下に任せ、それをちゃんと添削し、どこがなぜダメかを教えてくれる課長だった。
カンペづくり、会議の議事次第づくりなど様々な業務を部下に任せつつ、キャパオーバーに感じたら、普段は部下がやっている仕事も課長が他の係員に再配分してくれてた。とても優秀な課長だからできたんだろうけど、この方を目標に頑張りたい。

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