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マヨのなか
2022年1月8日 01:42
ねえ、逃げて。もうすぐ朝が来る。朝焼けの落とす影を伝って歩くの。遠く、遠く、太陽から逃げて。許せないことを許せないままでいて良かった、って 君には思ってほしい。そのままの君でも愛されてもいいんだって、僕が証明してあげる。そんな 慕情みたいな気持ちを抱くことが恋だというのなら、君に向けている気持ちは間違いなく 愛だ。どうしようもなく、幸せでいてほしい。さよなら、黎明。昨日の僕に手向けた花。
2021年9月19日 02:00
君が大丈夫だと言うから、あかりを全て消して独りだった。もう何度もこうやって朝を待っている。同じ朝日を見ようね、と言う眠れないフリが上手なきみ、朝を待つわたし。明け方射す光は、落ちた花弁に温度を与えるでしょうか。冷めきってしまう前に、もう、何度もこうやって朝を待っている。夜明けのオレンジで目を覚ました。最低な空の色。君は知らないままでいいよ。2020.8.31