見出し画像

”待ち時間”の価値を上げる

おはようございます、こんにちは、こんばんは。
はやとくです。

いきなりですが、”待ち時間”は嫌いですか?

多くの方は「嫌いだ」と答えると思います。

でも残念ながら”待ち時間”は必ず存在します。

注文した料理がくるまで。診察に呼ばれるまで。お薬をもらうまで。電車に乗っている時間も目的地に到着するまでの”待ち時間”と言えます。

極端なことを言えば、自動販売機でボタンを押して飲み物を手に取るまでにも、わずかな時間ですが”待ち時間”は存在します。

今日はそんな”待ち時間”について、なぜ多くの人は嫌いなのか、そして”待ち時間”の価値を上げるにはどうすればいいか、私の考えをまとめています。

▶なぜ”待ち時間”は嫌われるのか

画像3

-時間は有限であり、ものすごく貴重なもの-

場所や地位や属性などは個人差が大きいかもしれませんが、時間だけはみんなに平等に与えられたものです。

だからこそ、時間を奪われた、無駄な時間だったと感じると、イヤな気持ちになるのです。

私も、特別時間に厳しいわけではないですが、目的なくただ時間が過ぎてしまったときは「いったい何の時間だったんだ?」と感じ苛立ちます。

”待ち時間”が嫌われる理由は、”待ち時間”が「無駄な時間」「時間の浪費」と捉えられていて、実際その通りだから。

なので、オンライン化の普及もあり、”待ち時間”を少なくするように努力することが正義という考えが当たり前になっているのです。

▶自分の”待ち時間”に価値を付ける

画像1

私は”待ち時間”は無くならないと思っています。

そこで私は思うのです。

”待ち時間”をゼロに近づけるのも大事ですが、”待ち時間”に価値を付ける方法も考えるべきじゃないかと。

「価値を付ける」というと難しいかもしれませんが、つまりは”待ち時間”でも有益な時間になるように過ごすことです。

本を読んだり、調べものをしたり、(ゲームしたり…)。

実践している方もいるかと思います。

私の場合、最近では”待ち時間”に価値を置きすぎて、あえて”待ち時間”を作ったり、”待ち時間”探すようになってしまいました(笑)。

ここまでくると本末転倒感が否めませんが、”待ち時間”を価値あるものにすることは、「なんて有意義な時間を過ごしてしまったんだ…」と自己満かもしれませんが精神衛生的にも悪くはないと思います。

時間の使い方は人それぞれですが、自分の心や体がよろこぶことに”待ち時間”を使いたいですね。

▶相手の”待ち時間”に価値を付ける

画像2

自分の時間の大切さを考えていると、自然と相手の時間の大切さも意識するようになります。

上に書いたように、私は”待ち時間”を楽しめるように価値を付けるようにしています。でも、これは個々で自主的に付ける価値であるので、相手に強制されるものではありません。

自分がしているみたいに”待ち時間”のために本を持参しておきましょうとか、そういうことではないのです。

では相手の”待ち時間”に価値を付けるにはどうしたらいいだろうか?

例えば病院や薬局。診察に呼ばれるまで、お薬をもらうまで。

オンラインで予約し診察時間に近くなったら連絡が来る。先に処方箋だけ渡してお薬ができたら連絡が来る。こういったことは多くの組織や個人で努力・工夫されています。

確かに”待ち時間”を他のことに使えます。

今回私が言いたいことは、そうではないのです。”待ち時間”を楽しめたり、リラックスできたり、悩みを解決できたりして、相手にとって価値ある”待ち時間”にしたい。

薬局であれば、健康のためになる読み物を置いておく、落ち着ける雰囲気・BGM、気になることや悩みを相談しやすい空気、ここの薬剤師と話したい。

つまり、待っている感覚のない、待ってる間に成長できる、待ってでも行きたい、待ってでも話したい。そんなふうに感じもらえる薬局・薬剤師になることも並行して考えないと。

▶まとめ・待ちたくなる”待ち時間”

画像4

当然、できるだけ”待ち時間”を減らす努力はすべきです。体調が悪くて待てない患者さんもいらっしゃいます。

ただ”、待ち時間”を減らすことに加えて、”待ち時間”の価値を上げることも必要ではないでしょうか。

並んででも食べたいスイーツ、行列のできるラーメン屋とは少し違うかもしれませんが「待った甲斐があった」「待った以上に価値があった」と思われることも考えないとダメじゃないかな。

待ちたくなる”待ち時間”。

最近はこんな時間を提供できないかなぁと、想像することで"待ち時間"に価値をつけています。
























いいなと思ったら応援しよう!