【目指せバレエ留学】コツコツ最強
勉強法は色々あるけれど、結局、あれこれ教材に手を出さずに、
参考書や問題集を絞ってそれを一冊やり切る。コツコツが最強、結局はこれに尽きる。
……なんて、偉そうに言ってるけど、ここだけの話。
中学生の頃、私はテスト前に追い詰められて、
食パンを参考書に押し付けて、
「暗記パンにならないかね?
ワンチャン、奇跡起こらないかね?」
と、試したことがあります。
あぁ、受験とは恐ろしい。
子供たちにはあんな血迷った行動はさせまい!笑
落ち着いた日常の中で、無理のない量を、きっちりコツコツやってほしいものだ。
娘は2科目受験(算数と国語)を選択。
テストの最初に出る小問、基礎的な計算問題や漢字などは、確実に得点できる大事なポイントだ。これを徹底して押さえ、
算数の大問は、この時点で「運任せ」となったのである。笑
そして、志望校では数検と英検の入試時の優遇があったのでこちらも取得しておくことに。
数検
長男のときに経験して、比較的短い期間で取得しやすいことを知っていた。
数検の問題集1冊だけを丁寧にやれば大丈夫なのだ。
トリッキーな問題が出ないのでちゃんと理解すれば合格できる。
さらに問題集は1冊が2週間で終わる量。
だから夏休みに一気にやることに。
さらに数検のメリットは、1年の間に何度も受験ができる。
実施している会場は少ないが、遠くまで受けに行けば何度かチャンスがあるのだ。
英検
バレエの特別クラスに入る4年生まで英会話を習っていたので、5級はすでに取得済み。なんとか4級もいけるのでは?と淡い期待。
留学したいと言い出してからは、毎日 英単語を1ページ眺めながら歯磨きする習慣をつけていた。
車での移動中には、英語のシャドーイングをすることに。
車で文字を読むと酔ってしまうのでシャドーイングはぴったりだった。
英検は、年に3回受験のチャンスがあるが、入試までのチャンスは2回。
でも留学が目標なので、英検は先のことを考えてチャレンジしておくことに。
コツコツって本当にすごい。
例えば漢字。
毎日5つ覚えれば、1年で約1800個も覚えることができる。
中受に必要な漢字は1500個程度だから、すでに覚えているものを除けば十分だ。
これを熟語で覚えたら1日5個でも2周くらいできるんじゃないか?と。
国語の文章問題も、1日1問。
設問を意識して文章を読むことで、解き方に慣れるのが目的だ。
朝の5分でサクッと終わる。
この積み重ねが意外に大きい。
受験用の薄い問題集を1冊選び、毎日少しずつやり切る。
終わったらもう一周して、また別の問題集を……という流れだ。
もちろん、週末や夏休みなど時間が取れる時は過去問に挑戦したり、じっくり勉強したりもあったけど、基本的に日常はこの小刻みにコツコツでだいぶ安定した点を取れるようになったと思う。
そして数検5級と英検4級も願書提出までに無事取得!
数検の勉強で、中学校の内容に少し触れたことで、小学校の問題が簡単に感じられたらしい。
一段上の内容を学ぶと、基礎がより深まることを実感していたようだ。
ちょっと次のステージを勉強したら、少し前の部分がより理解できたのかもしれない。
結果、本当に夜は勉強せず、早朝の勉強だけ。
難関校ではないとはいえ、勉強量は正直不安だったけど、なんとか志望校に2科目受験で無事合格できた。
さらに調子に乗って、バレエでお金がかかるからと「特待生枠」での受験も挑戦!してくれました。
が、そちらは残念ながら不合格でした。
そんなもんよね
でも嬉しかったよね。
勉強量もままならないなか受験を決意して、塾なし1年コツコツ実力上げて。ちょっとは自信もついて特待生枠も挑戦しようと思ってくれたんですよ。すごい成長じゃぁないか。
よくがんばったよ。
これで、高校受験の心配がなくなり、
留学を目指してバレエに集中できる環境を手に入れたのだった。