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バレエに疎い親のもとで、うっかりバレエを習い始めて沼にハマり中学卒業したらとっとと留学してしまった娘。 あれよあれよと飛び立ってしまって母の気持ちが追いつかない どうしてこうなったかを振り返ろうと思う。

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バレエに疎い親のもとで、うっかりバレエを習い始めて沼にハマり中学卒業したらとっとと留学してしまった娘。 あれよあれよと飛び立ってしまって母の気持ちが追いつかない どうしてこうなったかを振り返ろうと思う。

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  • 娘がうっかりバレエを始めてとっとと留学してしまったのだが

    バレエに疎い親のもとで、娘がうっかりバレエを習い始め、中学卒業したらとっとと留学してしまったので、どうしてこうなったかを振り返ろうと思う。

  • ドイツききかじり

    せっかくなので聞き齧ったドイツ情報をメモ

最近の記事

こぼれ話:画面の向こうでバンバンバン

娘が留学して2年目くらい経った頃。 いつものように日本とドイツでオンライン通話中、突然、 ちょっとまって! という声とともに、娘が画面から消えた。 バンッバンバンッ! という物凄い音だけが、画面の向こうから聞こえてきた。 そして急にシーンとなって、画面に再登場した娘。 「3発で仕留めたっ」 と、ドヤ顔。 どうやら、窓から大きい虫が入ってきて、やっつけたようだった。 「網戸がないから、たまに入ってくるんだよね」とさらり。 家にいた頃はキャーキャー逃げ回っていた

    • マガジン「娘がうっかりバレエを始めてとっとと留学してしまったのだが 」を選択すると、古い記事からの時系列順に表示されるようにしました。 最初から読む方はマガジンからどうぞ。

      • 電話で娘が「もうすぐサマータイムが終わるから、また時差が1時間長くなるよ」と言った。 あぁ、もうそんな時期か。向こうはもう寒いらしい。 こっちは今日、半袖だったよ。

        • 追記:教室を移籍した頃に起こった、書けなかった話

          娘が小学校4年生になる頃、バレエ教室を変えた。毎日レッスンを受けられる、地元でも有名な教室だった。 そこでは、同い年の子たちはまだポワントを履いていなかった。 じっくり大事に育ててくれる教室だった。 娘が初めてこの教室に行った時は、人懐っこい子が話しかけてくれて、さながら転校生がきたように、すぐに仲良くしてくれた。 親としてはちょっとホッとした覚えがある。 体型や柔軟性では飛び抜けたタイプではなかったけれど、以前の教室で年上の子たちと踊っていたせいか、娘は上手に見えた。 数

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        • 電話で娘が「もうすぐサマータイムが終わるから、また時差が1時間長くなるよ」と言った。 あぁ、もうそんな時期か。向こうはもう寒いらしい。 こっちは今日、半袖だったよ。

        • 追記:教室を移籍した頃に起こった、書けなかった話

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          追記:【バレエ留学】生理はどうしてる?

          バレエ未経験の私は、娘に生理がきたらどうなるのか、心配で仕方なかった。 なぜなら、私自身が学生時代に経血量が多く、タンポンと夜用ナプキンを何枚も重ねて使うほどだったからだ。 当時の体育はブルマだったが、ナプキンがはみ出さないか常に気にしていたし、生理の日の体育は特に不安だった。

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          追記:【バレエ留学】生理はどうしてる?

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          いつも読んでいただき、あたたかいメッセージやコメントをありがとうございます。 このたび、身バレにつながる内容を含む一部の記事を有料に切替させていただきました。何卒ご理解のほどよろしくお願いします。

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          【バレエ留学】新たなステージへ、さよーならまたいつか!

          新しい学校では、予定通り日本人以外の子と相部屋になった。 授業中、質問がある時は日本人の子ではなく、外国人の子に聞くこと。 自分から勇気を出して話しかけること。 そんな自分へのノルマを課して、積極的にコミュニケーションを図るように努力していた。 人間関係が一新されるのは、照れという最大の壁を越えるキャラ変には絶好の機会だったようだ。 さらに、帰宅後にはオンライン英会話のレッスンを受け始めた。 通信高校を卒業してから半年、帰宅後の時間を再び勉強に充てることにしたのだ。 安価で

          【バレエ留学】新たなステージへ、さよーならまたいつか!

          【ドイツバレエ留学】覚悟の転校〜さよならドイツ

          あと1年でディプロマを手にするはずだったが、娘はドイツの今の学校をやめ、新しいA校に転校することを決めた。 素晴らしい先生方と知り合い、仲の良い友人もできた。 2年も頑張ってきて信頼関係を築いた環境を離れるのは、相当の覚悟が必要だった。それだけに、娘も悩んでいたが、新しい場所での挑戦を決断した。 なんとしても結果を出して「転校は正しい選択だった」と胸を張れるようにするしかない。娘も覚悟を決めたようだった。 とはいえ、ドイツに2年も滞在していたのに、英語が思うように話せなかっ

          【ドイツバレエ留学】覚悟の転校〜さよならドイツ

          【バレエ留学】ご質問に答えてみました

          Q.どこの学校か教えてください。 A. 申し訳ありませんが、具体的な学校名は伏せさせていただいています。 娘にとっては良い学校でも、他の子にとっては違うかもしれません。 安易にお勧めできるほどの責任は持てないというのが正直なところです。 だって次に通っている学校も、国も違うし課題の量もレッスンも違うけど、とてもいいみたいなんです。 また、娘は留学を決める前に、その学校に留学している人のインスタにDMを送って直接質問してました。親切に答えてくださる方が多かったようです。

          【バレエ留学】ご質問に答えてみました

          【ドイツバレエ留学】転校か現状維持か?

          YGPと個別にいくつかの学校に応募した結果、娘はいくつかのサマーコースと入学許可を得ることができた。 それらの学校はどれもドイツ以外のヨーロッパの学校だが、残念ながら娘が一番行きたかった学校は不合格だった。 今の学校では、環境も良く、人間関係にも恵まれている。 娘自身のバレエの実力も上がっており、特に問題はない。 むしろ学校を変わることで、今より環境が悪くなったらどうしようという怖さがあった。 新しい学校で人間関係や先生との相性がハズレだったら、せっかく築いた居心地の良さを

          【ドイツバレエ留学】転校か現状維持か?

          【ドイツバレエ留学】親フィルター越しのコンクール

          道中ドタバタだった初のコンクール出場。 日本でハラハラすることしかできなかった親としては、 「もう本番に間に合ったらそれでヨシ!」くらいの心持ちになった。 出られるだけでラッキー。 あとは野となれ山となれだ。 だが、本人はそうではなかったようだ。 やはり時間を割いて自分のために教えてくださった先生に、良い報告をしたいだろう。 本番、母の私は夜中に日本でひとりで配信を見ていた。 (本当は夫も一緒に起きていたかもしれないんだけど、いたかどうか全く思い出せない。) 娘が本番で思

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          【ドイツバレエ留学】親フィルター越しのコンクール

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          【ドイツバレエ留学】別の意味で険しかったYGPへの道と荷物の行方

          日本よりヨーロッパのYGPの方が、提携校の数が多く、ヨーロッパの学校からスカラシップをもらえる可能性が高い。 事前に行われるワークショップも充実していることが多いそうだ。 ヨーロッパのバレエ学校教師が直接指導にあたることもあるらしい。スカラシップや入学オーディションの一環としても活用されるそうだ。 提携校にはアメリカやオーストラリアの学校もあったが、娘はヨーロッパの学校に絞って希望を出して参加することにした。 そしていよいよ出発当日、朝早くから空港に向かったが、 なんと

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          【ドイツバレエ留学】別の意味で険しかったYGPへの道と荷物の行方

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          【ドイツバレエ留学】落選だけど掴んだもの

          「残念ながら選考の結果、落選となりました。」 親としては、もう挑戦しただけで十分だ、頑張ったねとしか。 夏休み前に打診されて、その場で決めて、夏休み明けには怒涛のスケジュールの中でなんとか挑戦しきった。 来年も挑戦するなら、親が準備しなきゃいけない書類はもっとスムーズにできるぜ!っていう心意気だけは得られたな。 娘は悔しかったかもしれないが、親の前では凹んだ様子は見せなかった。 もう次のYGPに向けて動いていたからだ。 落ち込んでる暇もなく、空いた時間を見つけては個人レッ

          【ドイツバレエ留学】落選だけど掴んだもの

          【ドイツバレエ留学】初のコンクール挑戦4

          夏休みが明け、ドイツでの2年生が始まった。 次に控えていたのは、ローザンヌコンクールのビデオ準備だった。 期限まで残された時間は1ヶ月。 クラシックについては、以前から娘が学校だけでなくオープンクラスにも通っている、尊敬する先生が引き受けてくださった。 クラシックの動画はレッスン映像のみで構成されるため、比較的余裕があった。 しかし、問題はコンテンポラリーダンスだった。 こちらはヴァリエーション作品として仕上げ、提出しなければならない。幸運にも、学校の先生が娘のコンテンポラ

          【ドイツバレエ留学】初のコンクール挑戦4

          【ドイツバレエ留学】初のコンクール挑戦3

          「1度の動きでちょっとでも多くのものを得る。「ついで」。 私は「ついで」というものが好きだ。 立ったついでにそれ取って。 行ったついでにそこ寄って。 効率的だと思っていたが、失敗も多い。 同じ駅で買い物をしすぎて、気づいたら両手が買い物袋でパンパン。重すぎて結局タクシーで帰る羽目になんてことも。 ああ、ついでの代償よ。 そしてこの「ついで」精神、娘にも受け継がれたようだ。 今回はバレエのコンクール申し込みとバレエ学校応募の「ついで」が発動! そう、写真も動画も同時に用意し

          【ドイツバレエ留学】初のコンクール挑戦3

          【ドイツバレエ留学】初のコンクール挑戦2

          2年生になる前、ローザンヌとYGPに挑戦を決めたのが夏休みの1週間前。 ドイツの学校の夏休み、当然授業はない。 ドイツに残ってレッスンを受けたい場合は、サマースクールなどに改めて申し込まなければならない。 娘は当初の予定通り、帰国して日本の時に通っていた教室でレッスンを受ける。 え? コンクール用のレッスンはどうするの? いつするの? である。 日本にいるときのイメージだと、何ヶ月も前からバリエーションの振付けを用意して完璧に踊れるようにしっかり準備して出場するイメージ

          【ドイツバレエ留学】初のコンクール挑戦2