耳で聞く学習 Amazon Audibleの無料登録をしてみて1日目の感想文『人生の勝算』編
AmazonAudibleに無料登録してみました。
有名書籍をプロの声優さんが朗読してくれるサービスなのですが
待ち時間など1人時間が多い人ほど学習に向いていて良いサービスです。
YouTubeなど色々なエンターテイメントがある現代ですが、耳で聞ける本は風呂掃除などの家事や運転をしているときに使うといいと思います。
今回の記事はAmazonAudibleに無料登録して聞けた前田裕二氏の「人生の勝算」を元に現代のエンターテイメントについて紹介していきます。
前田裕二さんてどんな人?
父は元からおらず小学校2年生のときに母が亡くなってしまい、10歳離れた兄と色々なところにまわされ、肩身狭い生活をしていました。
お金がないことで苦労したので、小学生のときから路上で弾き語りをして投げ銭を集めたりしていたそうです。
もうグッと引き込まれますよね。
なにその不幸体験!しかもイケメンなんですよ。
ライブ動画ストリーミングプラットフォーム「SHOWROOM」の運営、番組制作を行っている会社の代表取締役であり、秋元康さんとホリエモンからも天才と呼ばれています。
現代のエンターテイメントは発信する体験が重要視されている
エンターテイメントの形はドンドン変わってきています。
昔はテレビやラジオが主流だったのに今ではYouTube、Twitter、インスタやらたくさんあります。
昔のテレビやラジオは一方的に情報を流すエンターテイメントだったのですが今は情報の受け手だった側が情報を発信するようになっていますよね。
いまの若者のエンターテイメントはただ受け入れるだけでは足りないので、体験を重視します。
簡単に言うと参加・体験型イベントが好きなんです。
◆今と昔のエンターテイメントの在り方
・昔:一方的に情報を流すエンターテイメント
・今:情報をもらっていた側が各自情報を発信するエンターテイメント
AKB指原さんがTOPを取ったのは空白が多かったから
前田裕二さん曰く、AKBが売れた条件としてファンがアイドルを数値で応援できる仕組みを作ったことが大きいといいます。
AKB選挙1位を取った指原さんは初期の頃「濡れネズミ」と呼ばれていたそうです。
そんなスタートしたアイドルいますかね笑
AKBの選挙はファンがCD(投票チケット)を買うので、ファンがアイドルを育てている体験を味わえるのです。
なんだか投資みたいですよね。
銘柄に投資して、配当を得るみたいな
完璧に出来上がったアイドルよりも伸び代の空白があったほうがファンは好きなのです。
経営が安定しているスナックは最強
前田さんはスナックが最強だといいます。
スナックはキャバクラと違い、人件費がママとバイトだけで構成されていることが多く、家賃も安めです。
対してキャバクラは人件費が多高く、立地もよくないと成り立ちませんので家賃は高めです。
スナックはどこにでもあるし、高級な酒を提供する必要もなければ地元に根付いているので経営が安定しています。
だいたいの客が地元民ですし、リピーターです。
サービスも大したことないのに続くのはなぜか?
コミュニティが出来上がっているからです。
◆スナックに隠された有利な点
・客が帰属する場所
・クローズドな場所
・共通の話題がある場所
オカマバーの話
奥さんにこの本の話をしてみたらオカマバーにいったときの話が返ってきました。
えっ・・・てかどんなとこ行ってたんだ
昔、オカマバーにいったとき、店の隅っこにチョコンと座っている客?がいたのでママに聞いてみたそうです。
奥「あの方?はお客さんですか?」
ママ『あー毎日来るからいいのよ気にしないで♪従業員みたいなもんだから』
隅っこの客「チラッ・・・エヘ」
みたいな感じだったそうなんですがまさにこれが帰属性ですよね。
体験通り越して従業員レベルになっているなんて
体験型のエンターテイメントを先取りしていたからスナックが今の時代も通用するのかもしれません。
また、今流行っているオンラインサロンの要素がふんだんに詰まっていたのがスナックでした。
最後に
現代のエンターテイメントでは参加・体験型が主流であると学びました。
「知者も千慮に必ず一失あり、愚者も千慮に必ず一得あり」
頭のいい人でも間違えるし愚かな者でもときには素晴らしい案や意見を出すという意味です。
偉い人だけが発信する時代は終わりました。
今のSNSなんてどこの誰だか知らない人が書いていますがちゃんと読めますし、心にも届きます。
時代は常に移り変わっているので、取り残されないように新しい文化を学ぶ姿勢を持ち続けましょう。
あっ・・・こんなところにAudibleの無料会員登録ができる広告が出てる!