こいつはいける!カモリストとカモシール
詐欺師や悪徳業者は、カモリストをもっています。
一度だまされると、上等なカモとしてリストアップされ、名簿が闇の世界で売買されます。
今回は、こいつはいけると判断されるカモリストとカモシールについて紹介していきます。
こいつはいける!「カモリスト」
カモリストとは、なんども詐欺にひっかかってしまう顧客名簿のことです。
カモリストは、お金につながりやすいので闇の世界で、高額で売買されています。
家の電話や、携帯電話にあやしい営業がかかってくるのは、リストがもれている証拠です。
借金情報があれば、闇の融資案件メールが届きますし、金融資産情報がもれていれば、あやしい不動産投資営業がきます。
この営業は、カモリストを販売しているデータ会社から手に入れた情報をもとにおこなわれています。
情報は、お金になるのです。
会社の情報もお金になる
個人情報だけではなく、企業用テレアポリストも世の中には出回っています。
企業職種、事業内容、会社電話番号、責任者名などがまとめられた情報を高額で売っているデータ会社があるくらいです。
経営者は、営業マンにやみくもに電話をかけさせるより、データを買ってテレアポさせたほうが効率がいいので、高額でも購入します。
実際にわたしも、会社が高額購入したテレアポリストから営業をかけたことがあります。
家族がカモになる可能性
自分には関係ないなと思っても、知らない間に家族が、カモリストにはいっている場合があります。
悪質な業者や泥棒は、訪問した家にマークを残すことがあります。
①☆や◎をポストなどにつけると、契約が取れるカモのマーク
②××と書かれていれば、二回断られたマーク
③アルファベットや数字の組み合わせでは、世帯主の職種、年齢、家族構成、帰宅時間をマークします。
彼らは、同業者のために水道メーターやNHKシールの隅にキズをつけて帰るのです。
泥棒さんいらっしゃい「カモシール」
家の玄関にシールを貼っている家庭はとくに注意が必要です。
NHKの古い契約シールや赤十字のシールを付けている家庭は、資産があって人助けをしたがる「優良家庭である」と外に宣伝しているようなものです。
泥棒や悪徳業者からみたら、「私のおうちは営業をお待ちしております」のサインになるのです。
対策として、「カメラ起動中」や「猛犬注意」のシールを貼っておくといいかもしれませんね。
不安に思ったアナタは、実家のポスト・メーター・シールを確認してみてくださいね。
最後に
今回は、こいつはいけると判断されるカモリストとカモシールについて紹介しました。
詐欺師や悪徳業者は、カモリストをもっています。
一度だまされると、上等なカモとしてリストアップされ、名簿が闇の世界で売買されます。
自宅に営業マンが飛び込みで来る場合は、個人情報がもれていたり、玄関のシールをみてきている可能性が高いです。
個人情報がもれないように無料配布系のアンケートなどに個人情報をかかないようにしましょう。
また、自分が大丈夫でも、家族がカモにされる可能性があるので意味のないシールは貼らないようにしましょうね。
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