2年ぶりの「ふつうのカレー」に心震える
最後に「ふつうのカレー」を食べたのはいつだったか。
私のGoogleフォトを覗いてみると、2023年2月。約2年前じゃないか。
「ふつうのカレー」ってなに?
カレーを考えるときに思い出すのはやはり海原雄山。
もう効果音が「ビシィィィイィィッ!!!!」と聞こえてきそう。
この答えはカレーの真髄はスパイス。何層にも重なるスパイスがカレーだ!
ということだったはず。(違ったらすみません)
と、話しが逸れてしまった。
私の考える「ふつうのカレー」は、カレールウを使ったおうちカレーのこと。
具材はジャガイモ、にんじん、玉ねぎ。お肉は鶏もも肉か豚バラ。
至ってノーマルな具材、市販のルウを使う料理だが、食事管理を始めて食べられなくなったメニューのひとつ。
脂身を取りきるのが難しい豚肉と、脂質が高めなカレールウは脂質を管理しているとなかなか食べられない。
食べたいなあとは思いつつ、食べる機会もないまま2年が経過していた。
降って沸いた豚バラ肉にアラフォー歓喜
先日実家に行った際、母が「豚肉いっぱいあるんだけど1パック持って帰らない?」と言った。
昨年までの私であればすぐに断っていたのだが、そこは年末年始の暴飲暴食明けの食いしん坊。即答で「持って帰る!!!」
ホクホク顔で豚肉を抱え電車に乗るアラフォー。不審者として捕まらなくてよかった。
豚汁を作ろうかなと思いながら帰宅したのだが、いろいろ考えて一番食べたかったのは「ふつうのカレー」。
具材とカレールウだけのとにかくシンプルな手法で。
食べて気付いた。我が家は豚肉に飢えていた
昨日、今日と2日間のランチは念願のカレーを。
「口の中に爆発的な旨みが広がる、おいしいね…」と夫もしみじみ。
今回はカロリーハーフのルウしかなかったため、以前作っていたよりもカロリーは低めだが、その威力はじゅうぶん。(1皿ルウのみで約300kcal)
まったりとしたカレールウに、炭水化物が一食分近くありそうなごろごろジャガイモ&にんじん。
小さい頃から何百回も食べてきたふつうのカレー。頻繁に食べていたときは気づかなかったが、ソウルフードに近いものがあったんだな。
豚肉に飢えていると気づいてしまったが、ここで油断すると元に戻ってしまうので、またしばらくは豚肉なしの生活を続けようと思う。
きっと何ヶ月か後にまた1パック食べて感動するんだな。
あー、なんで4食分しか作らなかったんだ!また食べたいよ!!