色んな人と関わるのが好きな"お人好し"の残酷さ。
僕はお人好しだ。
なんて急に言われても、え?それ自分で言う?という感じになるだろう。まずそもそも、お人好しのちゃんとした意味や特徴を説明できる人って案外少ないのでは無いかと思う。
以下、お人好しの特徴を引っ張ってきた。
自分で言うのも何だが、僕は完全にお人好しタイプだと自負している。もちろん、この性格の良いところもあると思う。そう思いながら生きてきた。今もそのつもりで生きているが、このタイプは歳を追うごとに生きにくく、このお人好し具合に漬け込んで周りに利用されることや、僕はまだ無いけど騙されたりもすることが多いらしい。
特に、うつとサウナをやっていて参加者の方々を見ていると、自分含めこのタイプは多い気がする。優しい、素直な方が多く、その自分の性格と良くも悪くも混沌とした社会で生きていくギャップに悩んでいる人が、数多くいる。うつや精神疾患を患う方にこういった性格の方は多いとよく言うし、どうしても根っこからすぐに人格を変えることなんて出来ないから悩み苦しむのだと思う。僕はそうだった。
こんなこと、本当は言いたくない。だけれど、お人好しが自分を貫いて生きていくには、この社会は少し難題が多すぎる。残酷なことで、考えたくもないって思うけど、やっぱり現実は決して甘くないし、しっかりと自分の中で2面性を持っている人は強いなと思う。情ではなく、理で動かないといけない場面なんて腐るほどある。そこで優しさだけで生きていくのは、実は自分のためになっていなのではとさえ思う。悲しいが、しっかりとこの現実に目を背けずにいないといけない。繰り返すが、本当はこんなこと言いたくない。
お人好しが悪い!なんてことは1ミリも思わない。ただ、常にお人好しでは周りは幸せになる一方で、自分の本当の幸せに気付けなくなってしまう恐れが大きいことも理解しないといけない。難しいけど、使い分け。場面場面をしっかり見極めながら。
自戒も込めて。やっていきましょう。
サポートしてもらえたら、いつか還元できるように頑張ります。