Well-being(ウェルビーイング)とは、自分の人生には選択肢があると思えること
こんにちは。
小林佳奈です。
ここ数年、「Well-being(ウェルビーイング)」という言葉をよく聞くようになりました。
先日、公益財団法人Well-being for Planet Earth 代表理事/株式会社Campus for H 共同創業者である、#石川善樹 さんのお話を聞く機会があり、印象に残った言葉があったのでシェアさせていただきます。
その中で、石川さんがお話されていたのが、
Well Beingとは、自分の人生には選択肢があると思えること
でした。
この言葉を聞いて、納得しましたし、シンプルな言葉ではるけれどもとても深い言葉だなと感じました。
「自分の人生には選択肢があると思えること」に必要なものは?
では、どうやったら「自分の人生には選択肢があると思える」ようになるのか。
私なりの経験を通し感じていることを合わせて、整理してみました。
-選択肢があることを知っているか
選択肢があることを知るためには、「視野を広げる」ことが重要であると思っています。
鎖国状態の日本に生きていた方々は、海外にある国々の存在を知りませんでした。その状態で、「ハワイへ行ってみたい」という感情が生まれることはありませんよね。
海外に日本以外の国があること、ハワイという場所があるということを知るからこそ、初めて「行ってみたい!」という感情が生まれます。
世の中にはどのような選択肢があるのか?を知って初めて、「こんなことしてみたい」「チャレンジしてみたい」という気持ちが生まれるのではないかと思います。
-目の前の選択肢を「自分が選択できるものである」と思えるか
どんなに選択肢をたくさん知っていても、「自分ができる」と思えないと、それは、「自分にとっての選択肢」になりません。
私は現在経営をしていますが、私の人生の中にもともと「経営者」という選択肢はありませんでした。
「経営者」という存在はもちろん知ってはいましたが、自分ができることだとは到底思っていなかったからです。
そんな私にとって、「経営者」が私の選択肢になったのは、努力で手に入れている人に出会い、自分にも出来るかもしれない、と感じることが出来たから。
「自分が選べる選択肢」があることがWellBeingに繋がるのではないかと思います。
-Well-beingとは目標達成能力を高めることなのではないか
「Well-beingとは、自分の人生には選択肢があると思えること」というのは、「自分は描いた理想(選択肢)を自身の努力で手に入れることができると思えること」、つまり、「目標達成能力」なのではないかと思います。
私は人との出会いを通じて、自身の選択肢を広げ、目標達成能力を高めてこられたことが本当に良かったです。
人が自分の魅力を最大限発揮しイキイキと暮らせる社会を創るために、今日も楽しく全力で仕事します。
▼石川善樹さん
1981年、広島県生まれ。東京大学医学部健康科を卒業し、ハーバード大学公衆衛生大学院修了後、自治医科大学で博士(医学)取得。予防医学、行動科学などを専門としながら「ウェルビーイング」をテーマに企業や大学と学際的研究を行っている。