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【短文エッセイ】空と眼鏡と運動と


無意味な空

毎朝、駐輪場を利用する。ありがたいことに、空き状況がわかる電光掲示板がある。今朝も空だった。しかし、探しても探しても空いている場所はない。機械の故障?いや違う。ちゃんとロックしていない人がいるからだ。駐輪場のロックはうまくやればかからない。つまり、無料で置いておける。まあ、そういう人間もいるだろうから自由にやってくれてかまわないしそれを取り締まる権利は自分にはない。ただ、たった100円を渋る人間のせいでありもしない空きスペースを探す手間と時間をとられるのにはイラつくしバカバカしい。ちなみに以前、友人のと思われる自転車がロックせずに止めてあるのを見た(笑)。

メガネ

だいぶ前からメガネが緩い気がする。下を向くとブランブランして、落ちる。そんなメガネの話。小6の時ぐらいにメガネになった。だけど、メガネをかけるのは嫌で授業中もつけなかった気がする。当時のメガネはお洒落なものなんてなかったと思うから、メガネに対するイメージは堅物、勉強できるやつ、マジメ。別に悪いことではないはずなのに、当時の僕は嫌だった。今ではお洒落なメガネもでてきて、ファッションの一部にもなっている。伊達メガネなんて物もある時代だ。今の小学生達は、メガネに対してどんな印象を持っているのだろう。

運動

最近、運動不足を自覚している。数年前の、毎日サッカーをしていた頃の自分が知ったら驚くだろう。だけど、「運動不足だな、よし運動しよう」とはならない。小中高と体育の授業があって部活もやっていた。運動せざるを得えなかったというか、強制されていたというか。だけど、今になっては強制だとしても運動の機会を与えてくれた体育や部活にはありがたみを感じる。1人で運動を継続するというのは難しいし、運動する時間を作るのも、やる気をだすのも難しい。健康のためには組織の中にいて、運動を強制させられるってのは案外幸せなことなのかもしれないな。


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すぎ
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