短文エッセイ集
黄身よ、どこへ行く
家での昼食では目玉焼きをよく作る。しかし、思いがけずスクランブルエッグを食べなければいけない時がしばしばある。それは卵をフライパンに投下した瞬間に、黄身が割れた時だ。目玉焼きを作る予定だったのだから、箸は持っていない。卵が固まらないように火を弱め、箸を手に持ちかき混ぜる。料理をしていてこれほど虚しい瞬間ははあるだろうか?スクランブルエッグじゃ白米は進まないぞ。卵の割り方勉強した方がいいのかな?シラバス見てこよ。
つかみが大事
アニメや映画が好きでよく見る。SNSで「面白い」と言われる作品は1話だけ見てみるのだけれど、つまらなかったらすぐ視聴をやめる。だから、僕が最終話まで見る作品は相当限られ、自分が面白いと思った作品しか見終わることはない。なんか偉そうな物言いになってるが、惰性で見る時間ほど無駄なものはないと思っている。タイパという言葉が生まれ時代だから、僕みたいな人が一定層はいるはずだ。だからこそ、コンテンツのつかみはとても重要だ。これはnoteにも言えることだから、読者を掴んで離さない記事の作成に励みたい。
スキを道具にしたくない
noteには「スキ」という機能がある。なんで「いいね」ではないのかは今でもわからない。スキの使い方は人それぞれだと思う。読んで良かったと思う記事にだけ押す人、ざっくり読んで既読感覚で押す人、記事は開かずとりあえず押す人、スキ返しやフォローを求めて押す人。 自分はこの全部をしたことがある。noteを初めた当初はフォロワーを増やしたいがために、読んでもないnoteにスキをして回っていた。フォローしてるクリエーターの記事をざっくり読んで既読感覚でスキを押したこともあった。ただ、ある時、「これって失礼だよな」と思ってやめた。頑張って書いたであろう記事を見もせずスキを送る。人によってはそれでもいいと思う方もいるかもしれないが、僕はもう読んでない記事にはスキをしない。
トイレ掃除の人
大学にはトイレを清掃するおばちゃんがいる。トイレ掃除以外にもゴミ袋の回収とかをしているっぽい。そんなおばちゃんの話をしよう。おばちゃんは、男子トイレの清掃もしてくれている。とてもありがたい。ありがたいのだが、トイレ中も便器を掃除していたり、個室の掃除をしている。さすがに3年生だから慣れたけども、気まずいに変わりはない。だけど、今の今まで対応が変わっていないのだから大学側に抗議した学生はいなかったんだろう。まあ、言うほどの事でもないような気もするし。女子トイレにおじちゃん清掃員は大問題だろうけど……
本学トイレにおけるジェンダー平等は発展途上ですね。
10秒チャージinゼリー
嵐の櫻井くんがCMをやってるinゼリーを知っているだろうか。こいつを僕は小腹が空いた時に買っている。今朝、いつものように生協で購入しようと棚を見るとない。いや、inゼリーはある。しかし、いつも買ってるエネルギーのやつ(青いの)がない。かわりに、鉄分と新作?のビタミンのやつが売場にはあった。改悪だ。鉄分とビタミン? もちろん大事だ。しかし、人間はエネルギー無しでは生きられないのだぞ。ああ、たぶんもう生協にお金を落とすことはない。