呼吸を深めるだけで驚きの効果。ヨガで体験した不思議なこと。
こんにちは。日々是ヨガ好日*なおこです。
本格的にヨガを始めて3年ほどの私ですが、ヨガ初体験は15年も前のことです。旅行先で偶然参加したヨガレッスンでとても不思議なことが起こりました。
今日はその不思議体験をレポートします。
15年前、ハワイのマウイ島にて、あるツアーに参加して、
Haikuという小さな町(カフルイ空港から車で20分くらいでしょうか?)にある、リトリートセンター(宿泊所or保養所)に宿泊しました。
こちらのマネージャーの方がヨガのエキスパートなので、毎朝、宿泊者を対象にヨガ教室を開いていました。
そこで、ツアーメンバーと一緒に参加することになりました。
私は元々体が固く、この頃は仕事が超多忙でワーカホリックに陥っていて、自分で肩がこっていることにも気づかないくらい体を酷使していました。
この頃からヨガには興味があり、DVD付きの本を何冊か持っていましたけれど、
ひとりで家でやるのは難しくてやらず仕舞いだったので、思いがけないヨガの機会ができてとても嬉しかったことを覚えています。
レッスンではそんなに難しいポーズはなくて、全くの初心者で体がガチガチの私でも大丈夫でした。
結構早めに仰向けになり、シャバーサナ(屍のポーズ)に入りました。(今思えばヨガニドラだったのかもしれません。)
海の波のリズムをイメージして呼吸をしながら、イントラに合わせて体のそれぞれの部分の(例えば右足の爪先など)ひとつひとつを順番に意識して力を抜いていきました。
すると突然、
体が自分の意思とは関係なく勝手にゆらゆらと動きはじめ、
涙がすごい勢いで出てきて止まらなくなってしまいました。
そして、自分は、自分で自分の体をがんじがらめにしているなぁと号泣しながら強く感じ、
ことごとく自分の体を無視していることが良くわかりました。
ごめんねと体に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
ずっと涙が止まらなくて号泣状態。本当に驚きの体験でした。
今思えば、体が頑張り過ぎて限界だったのですね。
まさに体の声を聞いた瞬間だったように感じます。
呼吸を深めるだけでもこんなすごいことが起こるのですね。
この時からやっと自分自身の内側、体や心に意識を向けるということに取り組み始めたような気がします。
こんな風に客観的に認識できるようになるまで15年もかかってしまいましたが、
あの体験があるから今がある気がします。
こんなことってあるんですね。今でも鮮明に覚えている不思議体験です。