「笹尾光彦展 花のある風景」長年片思いしていた絵を購入
今から4年前の2018年11月、Bunkamura内にある「LES DEUX MAGOTS PARIS」で食事をした帰りにふと立ち寄った展覧会。
「笹尾光彦展 花のある風景」と書いてあります。
足を踏み入れると、そこには、真っ赤なソファを主役にアートやブック、ティーセットを添えたという「Red Sofa(シリーズ)」の絵が。
なんて素敵なんだろう~。
この絵を見たときのドキドキを今でも覚えています。
私はこの笹尾光彦さんの真っ赤な絵に一目惚れしてしました。
(真っ赤な絵、笹尾光彦さんは「赤の画家」と呼ばれているくらい、赤を基調にした鮮やかな作品をたくさん描いていらっしゃるんです)
手に入れたいと思ったものの、それでも易々と手に入れられる値段ではないので、この時は後ろ髪を引かれる思いで自宅へ帰ることに…。
帰ってからさっそく調べてみると、笹尾光彦さんは広告業界で活躍された後、56歳の時に画家へと転身、1998年11月 Bunkamura Galleryにて「第1回 笹尾光彦展 花のある風景」を開催して以降、毎年11月に同じ場所で個展を開催されているとのこと。
絵に会えるのはこの時だけでなかったことを嬉しく思い、それ以来、毎年11月になると、そわそわしながらこの片思いしている絵に会いにいきました。
そうして今年は、記念すべき25回目の個展。
展覧会に行って知ったのですが、Bunkamuraは2023年の春、大規模改修工事のため休館に入るそうなのです。
しかも2027年までという長期間。
もうこの絵にしばらく会えなくなるかも、という思いから、意を決して購入することに。
「Red Sofa」シリーズの絵には、赤いソファが共通して描かれているものの、ソファの上に飾られているアートや、ブック、ティーセット、小物類などは1点1点違うんです。
こんなふうに。
なのでどの絵にしようか、かなり迷ったなかで、私が購入したのがこちらの絵です。
赤いソファの後ろにはアンリ・マティスの「赤いハーモニー(別名:赤い部屋)」と「ブルーヌード」が描かれています。
笹尾光彦さんはマティスをとても敬愛されていて、絵の中にマティスの絵画を描いていることで有名です。
私もマティスは好きで、今、寝室にマティスのリトグラフを飾っているくらい。
大好きな笹尾光彦さんの絵と大好きなマティスの絵が共存していて、この上なく嬉しいです♡
片思いしてから丸4年、ようやくこの絵を手に入れました。
今はGalleryに展示中ですが
届くのが楽しみです♪
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○ 第𝟮𝟱回記念 笹尾光彦展 花のある風景
開催日時 | 𝟮𝟬𝟮𝟮/𝟭𝟭/𝟭𝟲(水)~𝟭𝟭/𝟮𝟵(火)
開館時間 | 𝟭𝟬:𝟬𝟬~𝟭𝟵:𝟬𝟬
会場 | 𝗕𝘂𝗻𝗸𝗮𝗺𝘂𝗿𝗮 𝗚𝗮𝗹𝗹𝗲𝗿𝘆
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ここまで、読んで頂いて本当にありがとうございました♡
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