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名刺代わりの映画10選

実はこれ、noteを初めてすぐの頃に「自己紹介代わりにやろう」と作ったものの最後のひとつです。
その前に書く習慣を始めたことがあって取り出すきっかけを失っていたのですが、最近本の話が主なので良い機会なので出しておこうと思います。

問題は10も出せるかな⋯⋯ですが。

映画はよく見ていますが洋画が多いです。
以前は映画館にもよく行きましたが、いまは正直なところ行こうと思えず自宅鑑賞がメインになっています。
ジャンル問わず好きな映画を書いていますのでかなりごった煮ですし、ここに書ききらないものも多いのですがその中から絞り込んだものです。

『ベイマックス』

意外、と思われる人もいるかもしれませんが映画館で見に行ってからずっと好きな作品です。
日本版の予告は『感動ストーリー』をあまりに強く出しすぎていて本編を見ると「それは違うような」と思ったことも懐かしいです。

感動する場面もありますが、それとは別に『科学オタクの少年少女が自分の得意分野を活かしてヒーローになる』という見所もありますし、きちんとアクションシーンもあってそういう点も楽しめます。

でもなにより自分の場合はベイマックスの存在に癒されているわけですが。
心が疲れている時に見たくなる映画のひとつです。

『アベンジャーズシリーズ』

これはひとつに絞るには難しいのでまとめました。
このシリーズを見だしたのは『アイアンマン2』からの人間ですし、正直全作品網羅まではしていません。
たまに「この作品を見るならここからすべて見てからでないと」というものを見かけますが、数も多いですし単体でも「少しわからないけどそういうものだな」と思えばそれで十分楽しめます。
見たことがない人に対して敷居を無尽蔵に高くするのは個人的に好きではないです。
見たいものを見たら良いと思います。娯楽映画なのだから。

『エクスペンダブルズシリーズ』

頭の空にしてなにかを見たい時はこれを見ようのひとつです。
ベテランもベテランのハリウッドアクションスター大集合のお祭り騒ぎ。
筋肉、アクション、爆破。それさえあれば十分だと思わせるくらいシンプルに楽しいです。
2のラストのジャン・クロード・バン・ダムvsシルベスタ・スタローンの肉弾戦だけでも満足しますし、ジェイソン・ステイサムのナイフ裁きもテンションがあがります。
3で個人的にツボだったのはアントニオ・バンデラスのキャラ付けと扱いです。申し訳ないくらい笑いました。デスパレード、好きですよ。

『あぶない刑事シリーズ』

映画館で見たのは『フォーエバー』からですが、劇場版第一弾からおそらく金曜ロードショーかなにかで見ていましたし『まだまだ』が公開された時は映画館に何度も行き、もちろん『さらばあぶない刑事』も見に行きました。

バディもの、という存在を知りそれにハマるきっかけになったのは間違いなくあぶ刑事の影響です。

『平成VSゴジラシリーズ』

先日も書きましたが、名刺代わりと書いた場合どうしても外せません。
子どもの頃から特撮好きで、戦隊モノも子どもの頃は見ていましたが大人になっても見続けていたのはゴジラシリーズが主です。
蛇足ですがウルトラマンは昭和シリーズを再放送で見て止まっているタイプです。

ゴジラという圧倒的な存在感と、対峙する怪獣などの造形がとにかく好きで、特にキングギドラは着ぐるみ時代は8人近い操演さんで動かしていた、というエピソードも含めて好きな怪獣です。

デストロイヤー以降はあまり見てないのとハリウッド版の通称『マグロ食ってるようなやつ』は苦手ですがギャレゴジは好きです。

『シン・ゴジラ』

話が前後してしまうのですが、ギャレゴジを見て『パシフィック・リム』に大興奮しながらも「何故これを日本が作れないのだ⋯⋯!」となっていた人間の前に現れたのがシン・ゴジラでした。
正直に言うと見るまではかなり不安でした。
理由は単純で、代表作であるエヴァがどうにも合わないからです。

その不安は本当の開始0秒で消えました。
初代『ゴジラ』オマージュの冒頭を見て「これは、絶対おもしろいものを見せてくれる」と感じられましたし端々に出てくる「ゴジラが好きなんだ」という演出やあえて当時の音質のまま使用される伊福部昭サウンドに盛り上がるなというほうが無理だろうというほどのめり込みました。
結果複数回映画館に行きました。
応援上映は残念ながら地元ではなかったので参加してません。

『パシフィック・リム』

人間が中に入って操るロボットとKAIJUのステゴロバトルと聞いて、この流れでもうおわかりと思いますがハマらないほうがおかしい映画です。
着ぐるみを意識してる動かし方など、特撮好きが随所に出ている点やチェルノのような尖った設定など、設定だけでもおなかいっぱいになるくらいには好きなものしか詰め込まれていない作品でした。

『太秦ライムライト』

毛色ががらりと変わりましたが、欠かすことができない映画です。
『ラストサムライ』をきっかけに注目を浴びた斬られ役・福本清三さんが初主役を務め、福本清三さんという斬られ役を生涯続けてこられた方と剣会の方々から見た『時代劇』への優しいファンタジーだ、と個人的には感じています。

時代劇が地上波でほぼ見られなくなり、全盛期からは大きく変わってしまった太秦映画村を見たことのある人間にはいろいろと刺さります。
終盤のことはまさに『夢の如く』というような展開に感じられましたし、作中の役として子ども時代を楽しげに語るシーンは声を出して泣きました。

福本清三さんのインタビューなどでまとめられた本『どこかで誰かが見ていてくれる』は自分にとってバイブルです。

『荒野の七人』

リメイクされた『マグニフィセントセブン』のほうではなくあくまでこちらです。
脚本についてなどはいろいろと思うところがある方もおられると思いますが、数年前に最後のひとりであるロバート・ヴォーン氏も他界されてしまい、吹き替えを担当された方も多くが去られているいま、いろいろと思いながら見返しています。

『ヒットマンズ・ボディガード』

しんみりした話で終わるのは性格的にも嫌なので最後にこちらを。
元敏腕ボディガードのライアン・レイノルズとヒットマンのサミュエル・L・ジャクソンのコンビが繰り広げるアクションコメディです。
見てるあいだだいたい笑っていました。けど、アクションはしっかりしているのでその点も楽しめます。
Netflixオリジナル映画なのですがアメリカでは好評につき映画館でも上映されたらしいです。
日本はNetflixオンリーなのかしら? その辺はちょっとわかりません。
気楽に肩の力を抜いて楽しめる作品です。奥さんがまたとんでもなく強烈です。

抜けているものもたくさんありますが、割りと『自分の軸』に関わっているものと心の回復役のもので選んでみました。
見終わって気持ちが落ちるものはあえて外しました。

ひとまずストック記事をようやく蔵出しできたのと、これからも映画についてもつらつら書こうと思います。

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