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「愛してる」の賞味期限、知ってますか?#ないしょのおはな詩

私の好きな人は人気商売をしています、ですので、女性がたくさんいます。ひとりひとりに優しく甘く、自分だけは特別なんじゃないかと思ってしまいます。他の方への言葉で嫉妬して落ち込んで虚しくなって…何度も離れようとしました、だけど名前を呼ばれると戻ってしまいます。本当は離れたくないから。

彼は私に助けられている、支えられていると言ってくれます、私もそう自負しています。過去に1度だけ言ってくれた「愛してる」の賞味期限は、有効期限はあるのでしょうか、「すき」よりも重く、精神的な繋がりを求められた言葉を貰いました、その言葉はまだ生きているのでしょうか

どうか、私が立ち続けられるような、彼への愛を貫けるような、そんな詩をいただけると嬉しいです。長文申し訳ありません。

相談内容から一部抜粋

心が繋がった瞬間があったんだと思います

人気商売をしている人は、きっと自然と安定を求めるものだと思うんです。なかなか自分の本音をさらけ出せないからこそ、安心出来る誰かをきっと求めるはず。彼はあなたに、人気商売の自分じゃない、素の自分の一部をちらっと見せてるんだと思います。全部じゃないところが人間としての彼の問題点とも思いますが、あなたはきっとそんな一部を受け取ってしまったんですね。それは大袈裟に言えば、あなたと彼が、少しだとしても「心が繋がった瞬間」だったのだと思います。

言葉の賞味期限の先にあるもの

彼から言われた「愛してる」という言葉の賞味期限ですが、あなたの中で生きているならそれは生きています。ボロボロでも、生きていると思います。 食べ物には賞味期限があるけど、心にはない。何度でも泣いていいし、何度でも笑っていい。宝物を持っている人は、それはずっと宝物です。傷が付いたら補修し、手直しし、抱きしめて、墓場まで持っていけばいいんです。

あと、僕なら彼にこう言います「もう一度言ってくれたらすごく嬉しいのに」と。これをあっさり言える女性は強いです。弱さを武器にする強さというか。弱音を目の前の人に吐ける人は意外と少ないから、一目置かれるものです。一歩前に出てみて下さい。彼の答えがどちらでも、そんな強さを持てたあなたはきっと、ずっと立ち続けることが出来ると思います。

相談者さんには、こんな詩をお送りしました。

本企画「#ないしょのおはな詩」は詩集「僕らは、抱き合いながらすれ違う」を購入いただいた方に、無料で詩をつくる企画です。

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