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初めての焙煎

4月中旬に金谷の香豆珈琲(鋸山縦走センター金谷支部)のコウさんから話を聞いて、コーヒーを自主的に飲んだことのなかった僕だが、突然「そうだ、焙煎しよう」と思った。

コーヒー好きが最後にたどり着くのが焙煎なのに、とコウさんは笑っていた。コーヒーは全然好きじゃないのに、コウさんの淹れたコーヒーは美味かったという話をしたら、コーヒーの話を小一時間してくれたのだ。これまで知らなかったことをたくさん聞いて、僕は「まずは焙煎だな」と感じた。

だいたい僕は順番が違うらしい。レストランを作ったときも、飲食業でバイトすらしたことがなかった。未知の世界が好きなのだ。一歩を踏み出せば、手探りでも理解はできる。

GWにとりあえず焙煎ができる最低限の器具を買い、生豆も通販で買った。エチオピア イルガチャフィー セラムG1 (元チェチェレクト)を600g。

アフリカの豆を選んだ理由は、中南米の豆は選別がしっかりしていて、アフリカはそうでないことが多いと聞いたから。生豆を焙煎する前に、傷んだ豆・小さすぎる豆などを取り除く工程があったので、いろいろなものが混じっていた方が、いい豆と悪い豆を見分けるスキルが身につくと思ったら。あとは、値段が安すぎないものの中から直感で選んだ。

焙煎の仕方は本とネット検索で学んだ。10例ぐらい読んで、焙煎しながらSiriのタイマーで簡単に測るため、すべてを3分単位に落とし込んだ。以下、やってみたこと。(カッコ)内はカセットコンロからの位置。

まず、豆をこすりつけながら水で洗う。豆の皮を取る。
0〜3分(30cm) 大きく動かしながら豆の温度をじわじわ上げる。
3〜6分(15-20cm) ゆっくり振る。振る練習。
6〜9分(10cm) こまめに降って、豆に少し色をつける。
9〜12分(10-15cm) 徐々に近づけながら、ハゼる直前まで持っていく。
12〜15分(15cm) 3分かけて少しずつハゼさせる。
15〜18分(25cm) 大きく振りながら少し休ませる。
18〜21分(5-15cm) 2ハゼ。音を聞きながら豆が痛そうだったら遠ざける。完成。

取り除いた豆

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生豆

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チャフ(薄皮)が舞うというので、ガレージで焙煎した

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少しずつ色が変わるのは楽しい。

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順調かどうか分からないw

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うまそうだが、ここでガスが切れて慌てて交換

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焦げてるのか焙煎されたのか

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事前に洗っても、これぐらいチャフが飛び散った

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完成。めっちゃうまそうではないか!

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焙煎前に比べてめっちゃ膨らむみたいだ。

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完成。1日置いて、明日飲んでみよう。

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55gの生豆が、43gになりました。数粒食べてみたが、中までちゃんと火が通って美味しい。

見て明らかにおかしいところなど、あればコメントください。

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パクチー(P)コワーキング(C)ランニング(R)を愛する、PCR+ な旅人です。 鋸南(千葉県安房郡)と東京(主に世田谷と有楽町)を行き来しています。