「嫌いなものを好きになる方法」を実践してみた結果 〜苦手を克服する7つのステップ〜
みなさん、こんにちは。今日は少し変わった挑戦についてお話しします。
私には長年の苦手物がいくつかありました。トマト、ランニング、英語の勉強...。「好き嫌いは個人の自由」とは言いますが、これらの苦手意識が私の生活の可能性を狭めているような気がしていました。
そこで、心理学の本で見つけた「嫌いなものを好きになるための方法」を、3ヶ月かけて実践してみることにしました。その過程で気づいたことや、実際に効果のあった方法を共有したいと思います。
まずは「嫌い」を分析してみる
最初に気づいたのは、「嫌い」には様々な種類があるということ。私の場合:
トマト:食感が苦手(物理的な嫌悪)
ランニング:疲れるのが嫌(身体的な負担への抵抗)
英語学習:失敗への恐れ(心理的な障壁)
それぞれの「嫌い」の性質が違えば、アプローチも変える必要があります。
実践した7つのステップ
1. 小さな目標から始める
トマトの場合:
最初は細かく刻んだものを少量だけ
ソースの形で慣れる
ドライトマトから試してみる
ランニングの場合:
最初は3分だけと決めて走る
歩きと組み合わせる
お気に入りの音楽を聴きながら
英語の場合:
好きな映画の簡単なフレーズだけ復唱
音楽の歌詞を1フレーズずつ
アプリで5分だけ学習
2. 環境を整える
これが意外と重要でした。
トマト:高級品を少量買う(安いものだと余って無駄になるのを避ける)
ランニング:かっこいいウェアを購入(モチベーションアップ)
英語:スマホの表示言語を英語に(嫌でも目に入る)
3. 楽しい要素と組み合わせる
好きなものと組み合わせることで、嫌いなものへの抵抗が少なくなりました。
トマト+モッツァレラチーズ(大好物)
ランニング+写真撮影(趣味)
英語+お気に入りのドラマ
4. 「嫌い」を理解する時間を作る
単に避けるのではなく、なぜ嫌いなのかを深く考えてみました。
トマトの場合:
子供の頃に無理やり食べさせられたトラウマ
実は食感より「強制された記憶」が嫌だったことに気づく
ランニングの場合:
学生時代の体育の辛い思い出
実は周りの目が気になっていただけ
英語の場合:
完璧主義が邪魔をしていた
間違いを過度に恐れていた
5. 小さな成功体験を積み重ねる
毎日の記録をつけてみました:
Day 1: トマトソース小さじ1杯を完食
Day 5: 細かく刻んだトマトをサラダに混ぜて食べられた
Day 14: チェリートマトを1個まるごと食べられた!
この記録が予想以上に効果的でした。小さな進歩が目に見えることで、モチベーションが維持できました。
6. 専門家の知識を借りる
料理人のトマトレシピ本
ランニングコーチのYoutube動画
オンライン英会話の先生のアドバイス
プロの視点から学ぶことで、新しい楽しみ方を発見できました。
7. 仲間を作る
SNSで同じ挑戦をしている人とつながることで、モチベーションが大きく変わりました。
3ヶ月後の変化
トマトケース:
Before:生のトマト完全NG
After:カプレーゼが食べられるように!
ランニングケース:
Before:1分で息切れ
After:20分続けられるように
予想外の効果:朝型生活に移行
英語ケース:
Before:教科書を開くだけで眠くなる
After:洋画の字幕なしで30%くらい理解できるように
予想外の効果:海外旅行への意欲が湧いてきた
最大の発見
この3ヶ月で気づいたのは、「嫌い」は必ずしも固定的なものではないということ。むしろ、アプローチの仕方次第で、かなりの部分が変えられるんですね。
特に効果的だったのは:
小さなステップに分ける
強制しない
楽しい要素を組み合わせる
進歩を可視化する
これから挑戦する人へのアドバイス
完璧を求めすぎない
時間の制限を設ける(「今日は5分だけ」など)
失敗しても自分を責めない
小さな進歩を褒める
一番大切なのは、焦らないこと。好きになる必要はなく、「少し苦手じゃなくなる」だけでも十分な成果です。
最後に、この経験で学んだ大切なこと:
「嫌い」を克服することは、単にその対象への態度を変えるだけでなく、自分自身の可能性を広げることにもつながるんですね。
みなさんも、何か克服してみたい「嫌い」はありますか?
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