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【退職まであと51日】アドラー心理学に触れた感想

成果を出さねばという焦りからか、成果を出し続けているホリエモンの考えが、心理学者のアドラーに近いという事を聞いて、人気だった本を読んでみた。

数年前に流行った本。電車の中吊りとかで見たことある人も多いはず。
わかりづらいと言われるアドラー心理学が対話形式で学べる内容になっていました。

心理学と言ってるけど哲学に近い感じも。
どっちなんだ…どっちもか??
教養がたりん…

対話形式なのは、わかりやすさ重視でそうしたのかと思いきや、哲学を語る上では伝統的な方法らしい。
ソクラテスの哲学をまとめたプラトンの書物も対話形式だったんだって。

アドラーは1870年生まれのオーストリア出身。精神科医、心理学者、社会理論家。その彼が「個人心理学」として唱えたのがアドラー心理学と呼ばれているとのこと。

アドラー心理学は、「どうしたら幸せになれるのか?」をテーマに、そこに向かう考え方や姿勢について提案するというもの。
なんか、どう生きれば幸せになるのか?
というかなんというか…

想像とは違い、中身は読みやすくてびっくり。
気づいたら続編の「幸せになる勇気」も購入していました(笑)

読んだ感想としては、劣等感が強い人にはお勧めかも。

自分は割とそうなので、
なるほど、自分の境遇を人と比べてもいい事ないよなぁ、と、しみじみ感じました。気持ちも少し楽になるというか。

また、子供への接し方についても同意できるところが多かったです。

「子供は褒めても叱ってもいけない。尊敬を持って対等に接し、相手の興味ある事に興味を持つこと。」

さすがに褒めてはいけないは衝撃だったけど、よーく読むとその理由も論理的に説明されています。
大人にこんな風に接せられたら、たしかにその人の事を好きになるし、すくすく育ちそう。

「承認欲求に従っては他人の人生を生きる事になる。」

アドラー心理学は、自分の人生を生きる事が幸せ、という基本スタンスがあるため、誰かに褒められたり、認められたりする事を求めると、コントロールされて辛いよ、と。

これが個人的には一番抵抗あったかも。
もうnoteも書けないやん…
他には、なんだかどこかで聞いた事あるかも? という内容もポツポツあったので、さまざまなところに浸透しているのかもしれないですね。


本の内容には心理学は科学的でないとダメ、とあります。なので、ふわっとした内容ではなく論理的に語られています。
全てに賛同できるものでは無かったけれど、知見がひろがったなぁと清々しい気持ちを味わえるかも。

結局ホリエモンは、成果を出す事が楽しいし自分らしい生き方なんだろうなぁ。


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