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【RFM】こんな時代だからこそ胸に刻みたい、医療従事者へ向けた『神君遺訓』

📖 今日の教え

「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。心に望みおこらば困窮したるときを思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え。
勝つことばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。及ばざるは過ぎたるより勝れり」

🌱 考察

徳川家康が遺した『神君遺訓』は、論語が基になっているフレーズが多い。
知っている方も多いと思うが、知らない方にとっては、胸が少し軽くなるような、はっとさせられたような、そんな感情を抱いたのではないだろうか。

医療従事者だけではないが、COVID-19状況下において、私たちは多くの不安にさらされている。

「働いている病院がクラスターになったらどうしよう」
「自分がかかったらどうしよう」
「給料が下がったらどうしよう」

とか、具体例は控えるが多くの怒りも抱えているだろう。


こうした不安にさらされたとき、「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。不自由を常と思えば不足なし。心に望みおこらば困窮したるときを思い出すべし。」を思い出そう。

そして怒りを感じたとき、「堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え。」を思い出そう。

もちろん、そう思うだけですべてが解決するわけではない。一時的には何も解決していないとも感じるだろう。

しかし、江戸幕府は、この教えをもって300年続いた。授業でも習ったように、多くの困難・失敗があっただろう。

私たちはが現在もつ、不安・悩みはどうだろう。ほんの少しだけでも、ちっぽけに感じたのではないだろうか。

自分の問題、家族の問題、医療の問題、国内の問題、世界の問題、、、。
解決する唯一の方法はきっとない。
だからこそ各々が、自分の信念をもって、「今」に生きることが大切だ。

そして、もしまだ自分の信念がはっきりしないのなら、『神君遺訓』から見出してみるのはいかがだろうか。

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本記事は、以下の本を参考に作成しています。

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