【RFM】論語から学ぶ臨床研究の極意
📖 今日の教え
🌱 考察
渋沢氏はこの教えをもって、「”学問バカ”ではうまいメシは食えない」と述べている。
さらに、このようにも記されている。
これこそが、私たち医療従事者が行うべき臨床研究であると考えている。
私自身、お粗末ながら臨床研究を継続しているが、研究の過程で学んだことや論文執筆した内容が、実学(すなわち、真に患者さんに還元しているか)であったかと問われると、非常に苦しく感じてしまうのが本音である。
だからこそ、当たり前ではあるが、どんな学び・発見も、「臨床にどのように活かされるか」の視点を忘れてはいけない。特に、研究に臨む際は、注意していてもそのことを得てして見失ってしまうから、各々が適切な対応策を考える必要があるだろう。
さて、学んだことを臨床に活かすためには、もう一つ注意すべきことがある。それは、「お勉強」と「学問」を区別することである。
北海道大学大学院 准教授の長谷川英祐先生は、このように定義されていた。
そして、このようにも述べている。
医療従事者においては、教科書・論文を鵜呑みにせず、その適応性や限界を理解したうえで、「じゃあ、臨床にどう活かせばいいの?」と自分に問う作業が大切である。
そしてその一連の過程を経て初めて、「実学」と呼べるのかもしれない。
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本記事は、以下の本を参考に作成しています。
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