【中高齢者の筋柔軟性を改善】低強度の運動とタマネギ、ブロッコリーで柔軟性を改善するぞ

高齢者になって、施設に入っていると安全を保障されているけれど、だいたい足腰が弱くなってしまう。足の筋肉がとてもとても細くなっている人ばかり。

ああいう施設の中で、運動できる施設はあまりなくて、運動して筋肉を鍛えるなら、だいたいそう言うところに特化したデイサービスに行くようだ。

ことある毎に言うのは、足腰は弱らせてはいけないぞと口酸っぱく言っているわけで、今は動けていても、筋肉の貯蓄が残っているかどうか。筋肉が多ければいいというわけじゃなく、柔らかく動けるようでなくてはならいから。

では、実際に具体的になにをすれば良いのか。運動とタンパク質を取るのはまず間違いないようだけれど。


立命館大学大学院スポーツ健康科学研究科、サントリーウェルネス株式会社健康科学研究所、順天堂大学スポーツ健康科学部、国立健康/栄養研究所、八戸学院大学との共同で、

低強度レジスタンス運動と、タマネギにブロッコリーなどに含まれるポリフェノールの一種であるケルセチンに糖を合わせたケルセチン配糖体との、筋肉の量や質に対する組み合わせ効果を検証した。

加齢と共に筋力が低下する加齢性筋肉減弱症ことサルコペニアは、筋肉の量だけでなく質も低下してしまう。

中高齢者には低強度レジスタンス運動によって、筋肉の量の改善には効果があるけれど、量と質の操法の改善には中強度のレジスタンス運動が必要であるとわかった。

近年では運動と食品摂取の組み合わせが効果的であるけれど、エビデンスに乏しいのが現状。そこで低強度のレジスタンス運動とケルセチン配糖体を組み合わせた時、筋肉の柔軟性が改善することが出来た。

つまり、ゆるめの筋トレとブロッコリーやタマネギを組み合わせて摂取すると筋肉が改善するってこと。それなら、高齢者にもなんとか出来そうだ。

まあ、タンパク質も重要だから、肉も忘れないで摂取して欲しいと思う。身体を作るなら、ブロッコリーや野菜を食べつつ、運動をしながら、肉を食べていこう。そこんところ意識して、暮らせれば良いけれど、だいたいは好きなものしか食べてないもので。


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