お久しぶりです、東京都現代美術館。
快晴の好天気の土曜日の昼下がり、なんでもできそうな無敵モードの雰囲気が僕を包んでいた。
とりあえずiphoneを取り出す。僕の癖で気になったことを検索してSafariのタブに残したままにしている。タブをめくっていくと出てき他のが「東京都現代美術館」。2019年3月に3年間のリニューアルがされて以来はまだ行ったことなかった。
おそらく8年ぶりくらいに行きたいと思っていたことを思い出し、カメラ一つだけリュックに詰め込み、愛車のチャリンコへ乗り込んだ。
これだけ天気がいいので電車の存在を忘れて、チャリンコ一択。
本当に雲一つない青空でペダルをこぐ足も調子がいい。
片道15kmの道のりでいい運動ののち無事、到着。帰り道の体力の計算はしていなかったけど。
企画展は「透明な力たち」という現代アートで、科学と融合したような展示が多くあったのだが、その中で一際アナログな参加型展示があって、それが非常に好きだった。
それがこれ。
山のように紙ヒコーキの山があった。
僕はこの紙ヒコーキがドカンと目に飛び込んできた。この瞬間ルールに則ってみることが決まった。
「自分の嫌いなことはがまんしてやらない。きょうから」結構この手のわがままは通しているタイプだったけれど、公認をもらった気分だ。
なんだか今日のこの場に引き寄せられたんじゃないかとすら思う。誰かにこう言って欲しかったんだと思う。
帰り道の15km。
ペダルをこぐ足は軽快で、行きよりも元気がみなぎっている僕がいた。
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