くるり岸田繁にもなりたいボーイ
くるりのDVDを手離すことにした話。
そのDVDは、くるりのLiveの中で圧倒的に岸田繁のめがね・ハット・セットリスト・「琥珀色の街、上海蟹の朝」のラップ、全てが素晴らしすぎる。
それもここ1年、観なくなっていた。
一度手離すことにした。断捨離。
また観たくなれば手に入れるだけ。
メルカリに出せばすぐに売れた。余韻が少なくて寂しかったが、誰かに岸田繁の歌を聴いてもらえば僕も嬉しいわけで、いってらっしゃいと送り出した。
このまま家に帰る気分になれず、僕は「ばらの花」を聴きながら散歩に出掛ける。気分よくて自動販売機にジンジャーエールが無いか探し歩いている。
そう。僕は奥田民生になりたいボーイであり、オードリー若林正恭になりたいボーイでもあるが、くるり岸田繁にもなりたいボーイでもある。
僕の中では共通している。