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自然にひれ伏さなければ、自然はその一番美しいところを見せてくれない、

おはようございます。

今日の言葉は日本の彫金家、帖佐美行さんの言葉です。

自然にひれ伏さなければ、自然はその一番美しいところを見せてくれないと言った人があったが、そのとおりだと思う。
物は見下ろすと欠点がよく見えるようだ、見上げるようにすると長所が見えてくる。
見下ろして生きるのは不平不満の生き方、見上げて生きるのは感謝の人生だと思う。

子供と時間を過ごしていると、
いつも感じる事です。

同じ事なのに、
目線を変えるだけで
気持ちが変わります。

昨日教えた事ができてない!
ダラダラしている!
食べ方が汚い!

子供を
「何も知らない、何もできない生き物。」と、
足りない存在としてみれば
不平不満が募ります。

全てが欠点に見えてしまいます。

親の思う
「こうあるべき。」
に足りてない部分が全て
欠点に見えてしまうのです。

「こうあるべき。」

は、親によって変わります。
親が、その親から与えられてきた
「こうあるべき。」を引き継いでいるのでしょうか?
それとも、同級生と比較しているのでしょうか?

子供を他と比較するとキリがありません。
比較する相手はいつも、
子供よりも優れていると、親が感じる相手なのですから。

息子には他と比較する意味がないと伝えています。
息子と全く同じ条件の人など、この世に存在しないからです。

手の長さも違う、
髪の色も違う、
目の色も違う、
DNAが違う。

同じ条件でないものを
無理に比べる事がおかしいのだと、話しています。

息子が比べる事のできる唯一の相手は
昨日の自分です。

昨日よりも、何が変わったのか?

そうやって力強く成長していく、
一人の人間を観察できる私は幸せです。

イライラしながら息子を怒る自分に気がついた時、
目線を変える努力をしようと気がつかせてくれる
そんな名言です。


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