ブリッジ【先人に学ぶ子育て道】毎日更新

人間力研究家。海外在住。母。「人間力」と「世の中の仕組み」の研究を始めて早20年。先人の言葉を借りながら、未来を創造する「宝」を預かり育てる皆さまのお役に立ちたいと思っています。

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人間力研究家。海外在住。母。「人間力」と「世の中の仕組み」の研究を始めて早20年。先人の言葉を借りながら、未来を創造する「宝」を預かり育てる皆さまのお役に立ちたいと思っています。

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先人の言葉に学ぶ、「子育て道」

世界の人間学を研究し始めて20年。世界の先人たちの言葉にはいくつも共通点がありました。それらは国、文化、言語、時代を超えた叡智とも言える、人として欠かせない錬金術なのではないかと注目し始めました。 8年前に母となり、この人間学を子育てに適応しはじめました。時代が変わっても通用する叡智は、シャワーの様に浴びて学ぶ言語の様に、乳児の頃から環境に溢れさせていてもいいのではないか?と気がついたからです。 8年経った今、8歳になる息子は子育てのベースに取り入れた人間学を彼の人生で垣

    • 自然にひれ伏さなければ、自然はその一番美しいところを見せてくれない、

      おはようございます。 今日の言葉は日本の彫金家、帖佐美行さんの言葉です。 自然にひれ伏さなければ、自然はその一番美しいところを見せてくれないと言った人があったが、そのとおりだと思う。 物は見下ろすと欠点がよく見えるようだ、見上げるようにすると長所が見えてくる。 見下ろして生きるのは不平不満の生き方、見上げて生きるのは感謝の人生だと思う。 子供と時間を過ごしていると、 いつも感じる事です。 同じ事なのに、 目線を変えるだけで 気持ちが変わります。 昨日教えた事ができて

      • 人生とは、その時々に自然に変化し、移りゆくものだ。 変化に抵抗してはならない。 それは悲しみを招くだけである。

        おはようございます。 今日の言葉は古代中国の思想家、道教の始祖とされる老子です。 「この世で変わらないのは、”変わり続ける”ということだけだ。」 逆説のようですが、これは真理です。 考えて見たら、 何一つ、一瞬前の状態と同じ物はないのです。 量子力学的に見ても、 肌で感じる空気の流れを見ても、 一瞬前と全く同じ状態は 存在しないのです。 いくら、目に見えるものが何も変わってないように見えても それを包み込む「目に見えないもの」が変わっていたら 影響を受けないはずがあり

        • およそ惨めなものは、将来のことを不安に思って、不幸にならない前に不幸になっている心です。

          おはようございます。 今日の言葉はローマ帝国の政治家、哲学者、詩人のセネカです。 私たちの思考は基本的に「悪いこと」を考えるパターンができています。 今までの人生で経験した失敗をベースに 「賢く」なったのかも知れません。 「恐れ」が増えたとも言えます。 リスクマネージメント。 もし、地震ためにロウソクを用意したり テストのために、勉強したりというようなものであれば 実質的なリスクマネージメントなので 不安が増えるどころか、不安が減るはずです。 私たちのパターンは、

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        先人の言葉に学ぶ、「子育て道」

          大きな山に登ってみると、人はただ、さらに登るべきたくさんの山があることを見出す。

          おはようございます。 今日の言葉は南アフリカの政治家、ノーベル平和賞受賞者のネルソン・マンデラの言葉です。 週末に息子のサッカーのトーナメントに行ってきました。 1時間かけて行った先には数え切れない数のチームが集まっていました。 年齢は下は6歳、上は18歳まで。 1時間で来れた私たちはラッキーで 遠路はるばる2、3時間かけて参加するチームもいます。 息子は2歳からサッカーを習い始め、 その頃はサッカーというよりもボール遊びでありましたが その後も8歳になる今まで続けて

          大きな山に登ってみると、人はただ、さらに登るべきたくさんの山があることを見出す。

          幸福というものは、一人では決して味わえないものです。

          今日の言葉はロシアの戯曲家、アレクセイ・アルブーゾフです。 よく考えれば、当たり前のことなんです。 大自然の中で 太陽の光を浴びて 「幸せ〜」と感じる時ですら 太陽の存在があります。 子供が幸せを感じている時、 そこに友達の姿があり、 親の姿があり、 コーチや先生の姿があります。 こんな シンプルで 当たり前のことを 意識している人は 少ないでしょう。 自分が相手に与えているようで 実は「与えることで」与えられている。 宇宙の仕組みは完璧です。 私たちは幸せを感じ

          幸福というものは、一人では決して味わえないものです。

          自由とは責任を意味する。 だから、たいていの人間は自由を恐れる。

          おはようございます。 今日の言葉はアイルランドの劇作家、ノーベル文学賞受賞者のバーナード・ショーです。 私たちは幼い頃から規律を教え込まれます。 私が日本の教育で素晴らしいと思う事の一つがこの「規律」です。 この「規律」は「精神」と「和」を日本の力にしてきました。この「規律」はいわゆる「ルール」や「法律」とは違います。 人間が自然と共存し 培ってきた中から生まれた 宇宙の「真理」を体現して生きる そのための「教え」だと感じています。 人間の本来の姿に沿ったものなので

          自由とは責任を意味する。 だから、たいていの人間は自由を恐れる。

          トマトにねぇ、 いくら肥料をやったってさ、 メロンにはならねんだなあ。

          おはようございます。 今日は日本の詩人、書家の相田みつをさんの言葉です。 私は小さい頃から 「勝つ」とか「負ける」の競争や 「良いこ」とか「悪い子」の比較にめっぽう弱く、 比較されるような場になるべく自分を置かないようにしてきました。 平和主義なのだ。 と、自分には言い聞かせてきましたが 「負けた時の悔しさ、自分の負けを受け入れられない」くらいに 負けず嫌いだったのです。 私は息子を比較で傷つけてはいけないと 他と比べることは特に意識して しないようにしてきました。

          トマトにねぇ、 いくら肥料をやったってさ、 メロンにはならねんだなあ。

          「できること」が増えるより、「楽しめること」が増えるのが、いい人生。

          おはようございます。 今日の言葉は日本の精神科医であり随筆家の斎藤 茂太さんです。 子供を育てていると、ついつい 「色々な事が出来るように」 子供を導いてしまいます。 歩けるようになる、 ご飯が一人で食べれるようになる、 オムツが取れるようになる、 お話ができるようになる、 これらは、 歩けるようになると、好きな場所に自分でいけて楽しい。 ご飯が一人で食べれるようになると、お腹が空いた時にお母さんを待たなくてもよくて楽しい。 オムツが取れるようになると、歩きやすくなっ

          「できること」が増えるより、「楽しめること」が増えるのが、いい人生。

          夢中で日を過ごしておれば、いつかはわかる時が来る。

          おはようございます。 今日の言葉は幕末の志士、土佐藩郷士の坂本龍馬です。 私は子供が夢中になっている姿を見るのが とっても好きです。 大人から見たら、 要領が悪い くだらない 時間の無駄 と、思う様な事が多いのですが その夢中時間が子供にとっては 大きくなった時に花が咲くための 大事な肥料だったりします。 世の中、 理論で説明出来ることなんて、ほんのちょっとです。 ほとんどの事を人間は知りません。 私たちは、毎日 その作用の仕組みを知らないで 人間の体を使わせても

          夢中で日を過ごしておれば、いつかはわかる時が来る。

          人間の力量は手がとどく範囲を超えるべきだ。

          おはようございます。 今日の言葉はイギリスの詩人、ロバート・ブラウニングのものです。 人間の力量は手がとどく範囲を超えるべきだ。 そうでないと、天の存在はなんのためだろうか。 ー ロバート・ブラウニング ゴール設定はあまり高すぎると 力が逆に出ないといいます。 手の届きそうなゴールを設定し、 達成感を得ながら、自信をつけ、 ゴール設定をそのつど高めていく。 子供は想像力が豊かなので、 テレビで見たものをすぐに出来ると思ってしまいます。 空手の難しい型や、サッカーのト

          人間の力量は手がとどく範囲を超えるべきだ。

          友人の信頼の度合いは人の死や緊急事態、困難の状況の時に分かる。

          おはようございます。 今日は日本の武士、高杉晋作さんの言葉です。 息子の夏休み、 見知らぬ土地で 見知らぬコーチの元で 見知らぬ子どもたちと 1日6時間サッカーする 幸せな夏キャンプに参加しています。 初日、 「友達が三人できた!」 と、とても嬉しそう。 息子は友達を作るのが得意と 自信がある人です。 その中でもアダムくんは とても気があって、 知り合って1日目にして肩を組んで歩く仲。 2日目、 キャンプから戻ってきた息子に 「やっぱり。7、8歳で6時間も親と離れ

          友人の信頼の度合いは人の死や緊急事態、困難の状況の時に分かる。

          困ったらいつでもこいよ。

          日本の政治家、内閣総理大臣だった田中角栄さんの言葉です。 私は子供に器が大きい人になってもらいたいと願いいます。 「困ったらいつでもこいよ。」 と、言える様な人間。 その為には、私がその様な人間である必要があります。 小さな器の中で 大きな器は育てられない。 私の元を離れたら さまざまな出会いや経験に 大きな器に育ててもらえると思います。 その成長力は,どんな子供も持って生まれてきています。 子供の未来を 私は決めることはできないけれど もし、私に理想があるのなら

          感謝する理由が見つからなければ、落ち度はあなた自身にある。

          おはようございます。 今日の言葉は北米ミンカス族の格言です。 イライラしたり、 怒ったり、 悲しんだり、 落ち込んだり、 やる気を失ったり、 している時 私たちは「生命エネルギー」と離れているのだと思います。 ところで「生命エネルギー」って何なんでしょう? 人間の体が 心臓を動かして、 筋肉を動かして、 脳を働かせて、 朝起きて 歩いて、 歯を磨いて、 顔を洗って、 食べ物を食べて、 消化して、 と、できるのは 単に取り込んでいる「食べ物」からもらう エネルギーのお

          感謝する理由が見つからなければ、落ち度はあなた自身にある。

          勝ち負けには、もちろんこだわるんですが、大切なのは過程です。結果だけなら、ジャンケンでいい。

          おはようございます。 今日の言葉は日本の日本の将棋棋士、羽生善治さんの言葉です。 「過程」と「結果」に関する名言はたくさん残っています。 私はとても大切だと考えている要素なので これからも紹介していきたいと思っています。 先日、サッカーのユーロカップの試合を見ました。 セミファイナル。 手に汗握る大事な試合です。 同点のまま延長戦となり、 トータル120分試合をした後に PK戦で勝敗が決まりました。 「結果」である「勝ち負け」だけにこだわるなら、 PK戦だけで良かっ

          勝ち負けには、もちろんこだわるんですが、大切なのは過程です。結果だけなら、ジャンケンでいい。

          僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る。

          おはようございます。 今日の言葉は日本の詩人、彫刻家である高村光太郎さんの言葉です. 共に紹介したいのがチェコ出身の小説家、カフカの言葉です。 人が通ったところに、道は出来る。 ー カフカ 私たちは、親、先人のつくってくれた「道」を 歩んでいます。 人類の発展は, 先に敷かれた道から発展しました。 感謝しかありません。 私は、その恩恵を受けながら 「自分の道」を創造しています。 「自分の道」とは「自分の人生」です。 誰のものでもなく 私だけのユニークな道です。 どん

          僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る。