夢なき者は理想なし。
おはようございます。
言わずと知れた、日本の武士、官僚、実業家・・・日本資本主義の父である渋沢栄一さんの言葉です。
夢なき者は理想なし。
理想なき者は信念なし。
信念なき者は計画なし。
計画なき者は実行なし。
実行なき者は成果なし。
成果なき者は幸福なし。
ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず。
ー 渋沢栄一
夢はいくつまで描いていいのでしょうか?
私は人生が終わるまで、描くべきものだと思います。
夢を抱くのは、
習わずとも呼吸が出来るように、
人間が生まれながらに持つ
生命維持装置ではないか、と思うのです。
「夢を抱く事」と、
「生きる事」は同じです。
それなのに、大きくなるにつれて
夢を抱くことは、「現実」を生きていないと
周りの人々から言われてしまいます。
「夢の中に生きる」こと
「夢を抱いて生きる」ことは
全く違います。
私は子供が
夢を描き、抱き続ける
ことが出来るといいと思います。
計画力や実行力も必要ですが、
まずは夢を描けなければ始まりません。
その夢は、計画や実行可能性を度外視した
壮大なものであるほど良いと思っています。
子供に、
「大きくなったら何したい?」
と聞きます。
「サッカー選手になって、
動物をいっぱい飼える、大きな庭の家に住む。
レッサーパンダ3匹
犬は5匹
猫は3匹
アリクイは1匹
コアラは1匹
犬の名前は・・・」
結構、具体的に話してくれます。
「どんな色の家なの?
サッカーはどのチームでプレーするの?
家からはどんな景色が見えるの?
犬はどんな種類なの?」
私はもっと具体的に聞いていきます。
「抱っこするとどんな気持ちになる?
レッサーパンダはどんな風に鳴くの?」
五感を通して話してもらいます。
「でも、そんなに動物がいたら
餌代が大変ね。」
と、私が突っ込むと
「じゃあ、庭に川を引こう。
そこに魚を飼って餌を育てよう。
そして自分たちで狩って食べればいい。
うんちは庭の草花の肥料になるし。」
と、答える子供。
頭の中でリアルに情景が見えていることがわかります。
もう、一つ質問をします。
「宇宙は
あなたの思いをなんでも
現実に現してくれるんだよ。
どんなことを思う?」
「僕はアニメのすべての好きなキャラクターになる。
鬼滅の刃の善一になって技が使えて、
悟空になってかめはめ波ができて、
コナンになって、なんでも解決できて、
ヒーローアカデミアのオールマイティーになって悪者を倒して・・・」
永遠に続きます。
「いいね、いいね!
それ、最強じゃない?
ワクワクするね。」
と、私は盛り立てます。
二つ目の夢の方が壮大です。
この壮大な夢を
限界を作らずに抱き続けることができたら、
大きくなって計画力や実行力がついたときに、
「空を飛ぶ」という奇想天外な夢からスタートしたライト兄弟のように
人生という与えられた舞台を
大活用できるのだと思います。
たとえ、それが失敗続きであれ
人生の密度が変わると思うのです。
今日もいちにち、皆様にとって夢溢れる日でありますように。