9章①【願】 4つ目のパラレルワールド 2/10/2019
試験の前に神社で祈って、まったくもって小さい願い事であるが、その小さな願いが叶ったお陰で、卒業に必要な単位がギリギリでが取れそうだ。
ノート、教科書持ち込み可か不可か、そんなどうでも良い願いだけれど、もしかしたら、1つの科目の単位を落としたら、留年の可能性があるとしたら、それは結構大きな願いに変わる。
まあ、いいよ、それより、もっと大きな願いを神社で願っているのだから、そっちを叶えて欲しい。
神様は重要度を解っていないのか、意地が悪いのか。
しかし、試験前に神社に行って祈ってから、また、何かが変わった気がした。
何かは分からなかった。
気のせいかと思った。
でも、やっぱり、変わっていた。
父殿、母殿の九州旅行の日程変更の後と同じだった。
神社で祈って、願いが叶わなかったら、パラレルワールドな変化はない。
しかし、願いが叶った時に、その時には、違うパラレルワールドに移動している。
カラクリは全くわからない。
どういう願いが叶って、どういう願いだと叶わないのかも分からない。
分からない事だらけのパラレルワールド。
いつもリアルタイムでは、気がつかない。
後になって、大変な変化に気づく。
だけど、元に戻ることはない。
それがパラレルワールドなのだ。
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半世紀以上前の世界に来てしまった。どうすれば、元の世界に戻れるんだろう。
どうも未来から来たらしい
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