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源氏物語と星たちとクレマチスと私

NHKの大河ドラマ『光る君へ』が始まり、いろいろ驚きつつも、早速大ハマりしそうな予感がしています。

 遡れば高校時代、古文の授業で源氏物語が出てきたときに当時の古文の先生が、「これを読めば源氏物語が理解できるから」と薦めてくれたのが漫画『あさきゆめみし』でした。
漫画を読んで瞬く間に私はその世界の虜になり、田辺聖子さん訳の本も貪るように読み始め、百人一首を覚えてみたり、京都府の宇治など源氏物語に纏わる場所に行ってみたり・・・さらには安倍晴明にもハマってみたり。そして平安時代の美しい貴族になって御簾の中から雅に恋の歌を交わしている自分を妄想し。。。その世界にどっぷりと浸っていた時期がありました。
(書いていて自分が怖くなりました・・笑)
私はもちろん現代の女子高生として現実の日常を生きてはいましたが、頭の中は常に幻の世界=源氏物語の世界の中にいたような感覚がありました。
(でもお陰様で、古文のテストで源氏物語が出たときはストーリーを覚えているので、いつも間違えることがありませんでした)

私自身の人生において、源氏物語以外でもこのような『現実ではないどこか別の美しい場所に脳内トリップしてそこで楽しむ』傾向、つまり『妄想の中で楽しむ』ということが結構ありましたが、同時にそういう自分を「こんな自分はダメだから変えよう」と頑張っていた部分が多いにあったように改めて感じています。

 数日前から、いろんな方のブログやらサイトを参照させていただきながら、自分の西洋占星術のホロスコープを読み解いていくことにチャレンジしていました。
今までも星読みの方に見ていただいたことはありますが、自分の中で湧き上がりつつあった「自分で読めるようになりたい」という衝動が膨らみまして、改めて意味を調べながら理解しようとしながら読んでいたところ・・

結論から言いますと「神様・・なぜ?」と絶望的な気分になりました(笑)

と同時に、自分の人生や自分について「そりゃこの世界で生きにくかったよね」と腑に落ちる感覚がありました。(そして近日中にやはりちゃんと基礎講座のようなものを受けたいという思いをさらに強くしました)

その1つがこの源氏物語の世界に完全に心がトリップしてしまう『妄想癖』のようなものなんです。

「幻想と現実が曖昧」
「繊細すぎて現実世界でストレスを溜めやすくファンタジーの世界にいることで癒しを感じる」
「どこか別の世界に生きている」

おそらく1ハウスの海王星、月の12ハウス、そしてリリスあたりがこのような性質をブーストしてしまっているのかなと推測しており、その辺りも含めもっとしっかり西洋占星術も学んで、さらに分析していきたいなと感じている次第です。

そしてこれらの性質・・・そうフラワーエッセンスの『クレマチス』です。

いつもここではないどこか美しい場所を夢見て
フワフワしてて心ここに在らず
この世の美しくないことに耐えられなくて

改めてそんなクレマチスの要素のある自分を見つめたいなと思いました。

かつては、そんな自分を『否定して矯正する』あるいは『否定して排除しようとする』というようなことをしていました。

でも、そんな自分も在るのだとあきらめる=在ることを許す

そんな時はじめて、クレマチスの力強く現実世界で自分の理想を力強く具現化していく側面も出せるようになる。あるいはあまだまだヒヨコちゃんどころか、卵を割っている最中レベルの西洋占星術の方面から言えば、しっかりと自分の星を活かして生きられるようになるのだと感じています。

これから毎週日曜の夜は『夢か現か〜紫式部と一心同体化』モードになる危険性が高いので(苦笑)、これを機にそんな自分も許してしっかり楽しみつつ、久しぶりにクレマチスのエッセンスの力も借りて、幻想の世界に逃げすぎることなく、この現実世界における自分の人生の創造をしていきたいです。

実は高校時代の自分について、恥ずかしい自分だと思っていたので、隠そうとしていました。
自分の本名でnoteを書いているわけではないとは言え、こうしてネタにできたこと自体が自分の変化なのかもしれません。


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