ただ自分の生命を輝かせること
『嫉妬』との闘い
『嫉妬』というのは私たちが感じるのを避けたい感情の1つだと思います。
少なくとも私は人生で最も苦しんだ感情の1つです。
私自身が嫉妬してしまって苦しかったこともあったし、嫉妬を他者から向けられて苦しかったこともありました。
自分がものすごーく欲しくてたまらないのに、なかなか手に入らないものをいとも簡単に手に入れている(ように見える)人。
自分がすごくすごく必死で頑張っているのに、なかなか出来なかったり評価してもらえないことを、あっさりと出来ていたり評価されている(ように見える)人。
なんなら自分が苦しい時や悩んでいる時に楽しそうにしていたり、幸せそうにしている人。
あるいは、もうおそらく未来手に入ったり出来たりするような可能性が低いものを、手にしたりできていてとても幸せな(ように見える)人。
こういう人たちを前にした時に胸に込み上げてくる嫉妬心や、それに伴って出てくるちょっと意地悪な気持ち。
そしてそんな自分が嫌になる気持ち。
全部ひっくるめて惨めで恥ずかしくてとても辛いです。
一方で、嫉妬を向けられた時。
気づかない時もあるけれど、相手が自分に対して嫉妬心を感じている時は、何だか気づいてしまいます。
文章でも、相手の「面白くない気持ち」は正直けっこう見えてしまいます。
それはそれでやっぱりとっても辛いし疲弊するし、さらに『嫉妬されても気にしない自分』になれないことを責めてしまったこともありました。
また、嫉妬のエネルギーを向けられることはそれだけでもとてもしんどいのに、『嫉妬する辛さ』も分かるからこそ、「嫉妬はする方が悪い」と割り切れない時も、私は辛かったです。
ただやっぱり思うのは、『嫉妬されて辛いと思う時』の私は、別のところで『嫉妬する』私であったこと。卵が先か鶏が先かになりますが、『誰かに嫉妬してしまう』私は、同時に『人から嫉妬を受けて苦しい』私、でもあったこと。
自分の魅力を隠さず、目一杯自分の人生を生きていれば、嫉妬もしにくいし、されても動じにくい。
自分の生命を輝かせることだけが、嫉妬からの解放の方法だと改めて感じています。
カリフォルニアピオニーのエッセンス
昨日書いたカリフォルニアピオニーのエッセンスは、「その人がその人らしく、誰の目も気にする事なく生命を輝かせる勇気を持つ」ことを根本的に助けてくれるエッセンスではないかと思います。
全ての感情の昇華〜源氏物語からかんがえる
また話が源氏物語に及ぶのですが、あの源氏物語を、あれだけの物語を書いた紫式部は本当に沢山の感情を深く深く深ーく人生で味わってきた人なんだとつくづく感じます。
その数々の感情の中には『嫉妬』もそれはもうたくさんたくさんあったに違いありません。
嫉妬をして、胸が裂けるような思いに襲われたことも数えきれないほどしたでしょう。
同時にあれだけの才能を持った人だから女同士の閉ざされた世界で嫉妬を受けることもまた数え切れないほどあったでしょう。
(実際、清少納言とは才女同士仲が悪かったようですし)
それらのすべての人生で感じた感情を、負の感情も含めて、莫大なエネルギーで昇華させ書いたのが源氏物語だったのだと、やはり考えずにはいられないですし、そのエネルギーの源は、藤原道長への想いだったのかな、なんて想像してドキドキしてしまいます。
私も人生で経験した嫉妬の苦しみ(したことも、されたことも)を、昇華し、そして自分を隠さず生きていきいですし、多くの人が自分だけの魅力を決して隠さず、そして苦悩や悲しみや絶望を昇華させて、それぞれの唯一無二の生命を輝かせていける世界になってほしいなと『光る君へ』の幻想の世界と現実を行き来しながら感じています。
1000年先を生きている人間に、こうして多くのことを感じさせてくれる紫式部は本当にすごいですね。
もし会えたら色々相談してみたいし、彼女の悩みも聞いてみたいです(笑)
添付の動画はドラマ「光る君へ」のオープニングの曲と背景です。
好きすぎてごめんなさい。でも私はこのオープニングの映像を見て、音楽を聞いていると、心の深いとことから癒される感覚があります。
私の金星蠍、ICとリリスの魚座が深く喜んでいるのかなと思っております。
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