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私の本棚2025年1月②

「荒木飛呂彦の漫画術」 荒木飛呂彦著(集英社新書)
「幸福について 人生論」 ショーペンハウアー著(新潮文庫)
「ミステリーがちょっぴり好きな友へ」 西尾忠久著(東京書籍)
雑誌「SWITCH DEC.2023 VOL41 NO.12 
すばらしき映画人生!ヴィム・ヴェンダースの世界へ」

新しく加わった本をご紹介します。
そうです。
また買ったの?と思った方、あなた、正解です。
割引券をさっそく使いに行ってしまいました。
他の部分でだいぶ出費を抑えて、お金を使いたいように買うのは、本のみです。
普段から家に置く本は、吟味して、買っていると思っているのですが。

古本屋さんで割引券がかなりある状況での久しぶりのちょっと冒険してもいいんじゃない?という状況下での買い物でありました。
そういうときに選ぶ本は、吟味よりインスピレーションを大事にしています。

「荒木飛呂彦の漫画術」は、ジョジョのことをほぼ知らないので、新刊書店でも見つけていたけど、私に必要なのは、アイデアの部分より、文章力の方だからと何回かスルーしていました。でも、割引券もあるからと今回購入。

「幸福について」幸せって何かなと考えていたんでしょうね。読みやすそうだったので、購入。

「ミステリーがちょっぴり好きな友へ」これは、かなりの冒険でした。なんかよくわからない本というか。買ってからAmazonで見たら、すっごい安かったし、誰もレビューを書いてない。でも、なんか気になったんです。なぜか惹かれたのです。資料というか。文章のどこの部分を掘り下げるかみたいなところを考えていたときだったので、刺さったのかもしれません。

「SWITCH」は、好きな雑誌です。正しくは、好きだった雑誌かもしれません。古い時代のSWITCHが好きで集めていました。最近は、全然買ってない雑誌です。なぜなら買ったら、捨てられないから。もう捨てたくないから。この物語を書くと、長くなりそうですが、引っ越しのときにあれだけ泣く泣く捨てたのに、今回、気になる回のものを見つけてしまって、また買ってしまった。これも割引券があるからと。やっぱ好きな雑誌じゃん。
あるコーナーにずっと人が立っていて、そこのコーナーの本を見たかったので、そこから離れてくれるのを待ちました。他のコーナーでさきほどの「ミステリー」を見つけたのも、そのコーナーにお客さんが立ち去るのを待っていたからです。そろそろ諦めようかなと思ったら、そのお客さんがやっと離れてくれたので、見ると、この「SWITCH」があり、好きなもの界隈の特集で、運命と思って買ったのでした。なんか野生の勘が働きました。数秒の出来事です。

新刊書店にしても、古本屋さんにしても、本を買いに行くということは、自分の今を見つけに行くことなのかなと思っています。昨日でも、明日でもなく、今。今、自分が悩んでいるものだったり、自分の好きなものだったり。本屋さんに行くと、ぼんやり悩んでいたものが、タイトルになっていたりして、あるいは、思わぬ発見があったりで、そういうところが本屋さんの魅力なんじゃないでしょうか。

今のあなたはどんな本を書店で選びますか?
高い外食するより、本屋に行って、今の自分を探してみるのもいいじゃありませんか。
一冊ぐらいありますよ、あなたの今が。本屋に。
別に読まなくても、なんかタイトル見ているだけで、なんか満足するときもあります。
読めよってつっこみました?

よき読書を!

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