私の本棚2024年11月⑧
「未来は予測するものではなく、想像するものである 考える自由を取り戻すための<SF思考>」 樋口恭介著(筑摩書房)
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」 フィリップ・K・ディック著(ハヤカワ文庫)
「スローターハウス5」 カート・ヴォネガット・ジュニア著(ハヤカワ文庫)
「読者に憐れみを ヴォネガットが教える「書くことについて」」
カート・ヴォネガット&スザンヌ・マッコーネル著(フィルムアート社)
今回は、SFの本の紹介です。
ですが、本棚にあるのは、あるのですが、ちゃんと読んでないんですよね。
私は、小説を書いていますが、なんかアイデア先行で、SFっぽいのを何作か書いてるんですが、きっとSFを本格的に知ってる人からは、それってSF?って思われるのかもしれないのです。
でも、設定とか自分の書きたいものを書いていったら、結果的にSFっぽくなったという作品が多くて。でも、勝手に思ってるんですけど、いくら読んでも、誰かの書いた作品と同じものを書くのが目標ではないから、小説は、好き勝手に自由に書けばいいんじゃないかと勝手に思っています。ここまでは、雑談でした。
「未来は予測するものではなく創造するものである」は、ちゃんと読んで、付箋も貼ってあります。SFを書いたりしていたので、SFプロトタイピングに興味があり、関連書籍を探しているときに見つけて、読みました。ビジネス書が好きな方でも楽しめるし、SFを書くことに興味がある方も、読んでみたらいいと思います。SFを使った考え方の本といったところでしょうかね。考え方の一つの方法が書かれている本だと思います。
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」この本は、早川書房と言うと、この作品が浮かびますが。というのも、Tシャツとかになっていて、羊の表紙が有名なのではないかと。そのTシャツが、私は、かっこいいと思っていて、自分では着れないけど、なんか欲しいなと。映画「ブレードランナー」の原作らしいですが、映画を見たのか見てないのか記憶にないです。でも、小説を書いてる時に読もうとすると、世界観がごちゃごちゃになってしまって読めないのです。それでも、ずっと読もう読もうとしていて。もしかしたらTシャツを買ったりする方が早かったりして。でも、読みたいと思っている、積読本の中の一つです。
「スローターハウス5」もまだ読んでません。大学の時に名前だけ知ってた気がするけども、これも有名作品ですよね。
ちゃんと本棚にあります。
なぜ「スローターハウス5」を読みたいと思っているか。
ズバリ!
「読者に憐れみを」の方を「スローターハウス5」より先に読んでしまったのです。それも分厚い本をめちゃくちゃ早く読みました。面白かったし、高かった。作家の書き方に書いてある本は、とにかく読むというのを自分に課しているものでして。私は、ehonで頼んで、近くの本屋さんに取りに行ったのですが、受け取るときに、これを持って帰るのかと一瞬、ひるみました。値段が高いから、おかしいなと思っていましたが。
こういうことってありませんか?
ネットで見て、注文して、手元に届いて、本の厚さや薄さにびっくりすることが。
本を買うときって、重量とか見ないですよね?
「読者に憐れみを」は、物凄く悩んで買った本の一つです。ほんとに高い。
最近は、買うのは、文庫になってしまいましたが、悩みに悩んで買った本は本当に思い出にもなるし、悩みに悩んだので、内容もおもしろいです。そして、高いです。
最近、文庫でも、古本でも、500円以内で買える本って少なくないですか?
新書でも文庫でも1,000円とかするから、悩むことが多くなりました。
昔は、すぐ欲しいと思ったら、買っていたけど、だいぶ悩むようになりました。
余談ですが、この本棚の紹介って、なんか私に得があるのかなと思ってて、Amazonとかに誘導すると、お金になるって読んだんですが。
でも、本来、小説を書いて、生きていきたいのに、この本の紹介が目的になってしまうのかとか、うーんと考えてて、それに、本屋さんでの出会いも大事だと思うし、紹介した作家とかで検索して、他の本の方が自分に合ってる場合も全然あるだろうし。この書評を読んで、興味を持たれたら、タイトルや作品名だけ覚えもらって、なんか周辺の本も見つけてくれたらいいな~と。そんな願いを込めてのSF関連作品の紹介でした。
よき読書を!