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書評

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書評です。
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記事一覧

私の本棚2024年11月⑦

「人生をいじくり回してはいけない」 水木しげる著(ちくま文庫) 「ゲゲゲの娘日記」 水木…

渋紙のこ
2日前
3

私の本棚2024年11月⑥

「読書について」 ショウペンハウエル著(岩波文庫) 書店で、岩波文庫のおすすめと書いてあ…

渋紙のこ
5日前
4

私の本棚2024年11月⑤

「ベストセラー小説の書き方」 ディーン・R・クーンツ著(朝日文庫) 「サミング・アップ」 …

渋紙のこ
8日前
5

私の本棚2024年11月④

「貧乏サヴァラン」 森茉莉著(ちくま文庫) 「幸福はただ私の部屋の中だけに」 森茉莉著/早…

渋紙のこ
11日前
4

私の本棚2024年11月③

『若い小説家に宛てた手紙』バルガス=リョサ著(新潮社) 『私のことだま漂流記』山田詠美著…

渋紙のこ
2週間前
10

私の本棚2024年11月②

「決定版253レシピ ようこそ、私のキッチンへ」有元葉子(集英社) 「おいしい!生地」小嶋ル…

渋紙のこ
2週間前
4

私の本棚2024年11月①

『スピノザ ―読む人の肖像』 國分功一郎著(岩波新書) 『悲しみよ こんにちは』 サガン著(新潮文庫) 『ミステリーの書き方』 日本推理作家協会編著(幻冬舎) 他人の本棚って気になりませんか? 私は、YouTubeとかで、一時期よく他人の本棚紹介を見ていました。 不思議ですよね。 他人の本棚なのに、ああ、この人の好きなものは私も好きかもしれないと思うこともある。または、全然趣味は違うけど、こんな熱量で語れる本なのかと興味を持つこともある。 ふと思ったんです。 私の本棚も何か

最近読んだ本2024年10月

書評まではいかない軽い最近読んだ本の感想を。 「アルベール・カミュ ―生きることへの愛」…

渋紙のこ
3週間前
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書評「ロックで独立する方法」

「ロックで独立する方法」忌野清志郎著  忌野清志郎の印象は、自転車が見つかった人ぐらいの…

渋紙のこ
4か月前
3

書評「文庫版 地獄の楽しみ方」

書評「文庫版 地獄の楽しみ方」 京極夏彦著  本好きな人なら、名前は知ってるであろう京極…

渋紙のこ
4か月前
8

書評「ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件」

書評「ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件」楠木建著  この本をどこで見つけたの…

渋紙のこ
4か月前
2

書評「文章作法事典」

「文章作法事典 中村明著」 「いい文章とは、巧なことばで読み手を操る文章ではない。大切な…

渋紙のこ
5か月前
2

書評「本物」ヘンリージェイムズ

「本物」The Real Thing ヘンリー・ジェームズ  この作品は、「柴田元幸翻訳叢書 アメリカ…

渋紙のこ
7か月前
5

書評『魂の文章術』

『魂の文章術』ナタリー・ゴールドバーグ著 小谷啓子訳(扶桑社新書) この本との最初の出会いは、図書館だった。10年ぐらい前だろうか。もっと前だろうか。もう記憶にないぐらい前のことになる。その後、表紙が変わったりしたのは知っていたが、今回新書として本屋で改めて出会った。  最初の出会いのときに、図書館の大事だと思うところをコピーしたのを覚えている。 「題材リストを作る」(ℓ47) のところである。そこだけ見てみるのもありだと思う。  この本を最初に読んだときの印象としては