「探索」の度合いを外側の基準で決めてはいけない
「アジャイル」に取り組むには、より探索的なテーマや領域が良いだろう、組織にとって新規性の高いところ、分かりやすく言うと新規事業や新規のプロダクト開発などだ。…といった言い回しは、私自身説明として用いるし、「アジャイル」という言葉のそばによく存在する。
話がはやいので、それに乗せて会話を進めていくことがほとんどだが、この言い回し自体にミスリードを織り込みかねないと思っている。「より探索的」だとか、「新規性の高さ」とは、誰にとってのそれなのか。もちろん、当事者組織にとっての