156日目 強制力
今日の気付き。
メールは送る前に確認すること。
特に同じ内容のメールを複数の相手に送るときは、要注意。
誤ったメールを送ってしまったら、そのリカバリーには相当のエネルギーがいる。
必ず、確認。受け手の立場に立つこと。
子どもが寝る前のこと。
スマホを離そうとしなかった。寝る時間になっても、スマホを布団に持ってきて見ていた。
もう寝るよ、と伝えてもなかなか離れられない。
さて、どうしたものか。
一度、突き放してみた。
「もう知らない!」とプイッと背を向けて寝転んでみた。
さて、娘の反応は・・・?
娘は泣いた。なんとも、わかりやすい。
こういう反応をするところは、まだまだ可愛いなと感じる。
ただ、このまま泣かせておくわけにもいかない。
ここは、工夫が必要だと感じた。
以下に、娘とのやり取りを記す。
父「まだ見たいの?」
娘(泣きながら、コクリとうなずく) ※かなり可愛い
父「じゃあ、ここはねんねする部屋だから、あっちのお部屋で見よう」
娘(コクリ、とうなずく) ※だいぶかわいい
〜部屋移動〜
娘(また動画を見始める)
父(ちょっと間を置いて)「これ、もっと見たいの?」
娘「うん」
父「お父さんも一緒に見ようか」
娘(大きめにうなずく) ※先程までより、リアクションが大きかった。
〜ちょっとの間、鑑賞(時間にして1分ほど)〜
父「あ、ちょっと待って。1回止めるね。ママが向こうの部屋で待ってるから、ちょっと見たら行って、ねんねしようか?」 ※寝かしつけは、共同でする。だから夕食が遅くなる・・・。
娘「うん!」 ※なかなか明るい表情で
その後、また1分ほど動画鑑賞をして、寝室へ移動。
寝る前に動画を見ることは、睡眠の妨げになる。
寝室へ移動した後もその影響か、やはり寝付くのには少し時間がかかった。
それでも、今日は「娘が自分から行動を起こした」ことにスポットを当てたいと感じた。
子どもに言うことを聞かせたい、大人の思惑通りに進めたいという気持ちは、ときに子どもの反発を生むことがある。
今日の場合で言えば、思い通りにいかない状況に対して、大人が声を荒げて叱ったり、スマホを取り上げたりするような強制力を発揮してしまうと、子どもの心に響かないのだと感じた。
大切なのは、「相手意識」と「目的意識」。
当然、教育として寝る前にスマホを見ることを推奨することはできない。
だが、相手の立場に立ち、何を求めているのかを考えることはできる。
目的は、従わせることでも、強制することでもない。
早く寝るという目的を達成するには、大人が強制力を発揮するだけが方法ではないことに気が付けた出来事だった。