SSS(Sayonara Side Step)

もと教員。 いま教員じゃない。 でも教員でいたことが誇り。

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最近の記事

147日目 過去の自分との比較

自分はダメだと思ったとき。 なぜそう思うのか、考えてみるといい。 誰かと比べていないだろうか。 誰かを羨んでいないだろうか。 人と自分を比べるのは、人をよく見ているからかもしれない。 観察して、分析して、その人のことをもっとよく知ろうとしているからかもしれない。 でも、そのことが自分を卑下することにつながってしまうと、勿体無い。 「あの人に比べて、自分なんか」 そんな風に思う必要は全くない。 不健全な劣等感は、自分にプラスに働かない。 理想の自分に近づくために、比較する

    • 146日目 足りなさを受け入れる

      私は日頃から、エレベーターやエスカレーターを使わないようにする生活をしている。 もちろん、体調や状況によるが、極力使わなくても良い場面では歩くように心がけている。(エスカレーターに乗ったときは、歩かずに立ち止まる) 駅のエスカレーターを使わず、階段を歩いて上がる人は少ないため、混雑した駅という空間でも、ちょっとした「一人空間」を味わえることも密かに楽しんでいる。 昨日のこと。 いつもならほとんどいないはずの階段に、たくさん人が歩いている。 上りながら後ろを振り返ってみると

      • 145日目 本質を問う癖をつける

        電話口の相手は、一体何を求めているか。 傾聴の姿勢を崩さないように心がけていても、解を持たない自分の力では、どうにも答えることができない。 誠心誠意、真心は見せるが、役に立てないことに歯痒さを覚える。 結局人に振るしかできない、というマイナスな繋ぎ方ではなく、力になろうとするプラスなバトンの受け渡し。 足りないものを補いながら、自分にあるものを磨き上げていく。 必要なことは何かを考えて。

        • 144日目 闘牛士の布の話

          闘牛士の持つ布はなぜ赤いのか。 朝に聞いた問いに対して、「牛が興奮するから」というもの以外を考えようとしていたが、思いつかないまま1日を過ごしていた。 そんなに簡単な問いではないだろうと思ったからである。 しかし、「牛が興奮する」ということ自体がそもそも間違いであることを知り、愕然とした。 自分が固定観念に囚われていて、柔軟な発想を一切してないことに気付かされた。 「それだけは間違いない」という思い込みで考えてしまっていた。 こういう思い込みは、あらゆる場面で想定できる。

          143日目 

          眠すぎて寝てしまった日。 子どもの成長に、目を細めた日。 毎日当たり前に過ごしていることが、この上なく幸せだと再認識できた一週間。 夜にマクドナルド。 よくないんだけど、たまには。

          142日目 家庭における言葉がけ

          子どもは本当に、親や大人の言葉をよく聞いている。 吸収力が大人とはまるで違う。 それは、聞こうとして聞いているのではなく、日常の中で自然と獲得してしまっているのだと思う。 なんでも「やばい」で説明してしまうような、現代の言葉遣い。 そのことが問題だとは肌で感じていながらも、実際に(教えてないのに)子どもが口に出して言ったときは、驚いたものだ。 自然と口をついて出ている言葉の方が新鮮なのか、すぐに子どもは真似ていく。 その言葉を口にする子どもを前にして、自分の言葉遣いを振り返

          142日目 家庭における言葉がけ

          141日目 軽装

          ネクタイは、なんのために締めるのか。 「仕事が終わったときに、緩めるためだ。」 漫画・宇宙兄弟に登場する、名言である。 私はこの言葉が大好きで、ネクタイを締めることに対する、美学のようなものを感じていた。 きちんと見せる。 身だしなみ。 かっこよくオシャレに。 シャキッとする。 首元に緊張感を生み出す。 仕事として。 ネクタイを締めることに対する理由は様々だ。 どれもなんらおかしなことはない。 夏場になると、暑さのためかノーネクタイが推奨される。 上に書いたようなネク

          140日目 即興の名人

          俳優の西田敏行さんは、「アドリブ王」という異名を持つほど、即興力に秀でていたという。 今日の「探偵!ナイトスクープ」での追悼回の放送を見ていると、そう呼ばれるに至った、西田さんの人間性が映し出されていたように感じる。 VTRを見て、思いっきり笑い、思いっきり泣く。 そこにアドリブの発想なんてものはないのだろう。 だが、一切飾らずに泣き笑う姿は、画面越しにでも西田さんの人間としての温かみを伝えている。 等身大の西田敏行という人間が、そこにいる。 心が動く瞬間を、素直に表現でき

          140日目 即興の名人

          おめでとう、由伸!

          アメリカ大リーグで、ドジャースがワールドシリーズを制覇したというニュースが飛び込んできた。 昼休みに速報を見たところ、ちょうど8回が終わったところだった。 そのまま情報を気にかけつつ、日課となりつつある図書館で10分間読書。 昼休み終了とほぼ同時ぐらいに結果を確認し、速報よりも早く知ることになったのだった。 大谷翔平選手の活躍は、本当に素晴らしかった。 1年間を振り返った時、彼の活躍のニュースは必ず取り上げられるはずだ。 だが、今日のニュースでそれ以上に、山本由伸の笑顔が

          おめでとう、由伸!

          139日目 即興力

          完全なる自己日記。 「どんなことが聞きたい?」 そう聞かれて、咄嗟に言葉が出なかった。 やはりまだまだ、自分の中で力が磨かれていないことを痛感した瞬間だった。 即興力を磨くには。 先日のチューニングラジオを改めて聞き返してみた。 ①圧倒的な量を積む ②瞬間的に出せるくらい技能化する(やり込む) ③逆境を楽しめるくらいのマインド 順序も大事。 マインドの部分は根底にあるものだが、いきなりそんなに心を強くすることはできない。 だからこそ、量を積んでいくことで自信をつける。

          138日目 彩り

          改めて述べるまでもない、名曲。 その通りすぎて震えてしまう。 こういうマインドで仕事をして、働ける自分でありたい。 どんな仕事にも意味を見出せるかどうかが、自分という価値を作っていくのだと思う。 個人的には ここも大好き。 結局、自分一人の力はそれほど巨大なものにはなりえない。 周りの人とつながっていく中で発揮される力にこそ、意味があるんじゃないか。 社会の歯車でいい。 いろんな彩りを見せる歯車ならば、そこに十分すぎる価値を感じて、幸せなのだから。

          137日目 期待値を上回る

          仕事には、相手が存在する。 相手の「期待値」抜きにして自分の仕事は語ることはできない。 その期待値をいかに活用するかで、仕事の質を高めることができる。 わかりやすいのは、スピード。 相手が思っていたよりも早く、渡すことができれば、相手の期待値を上回ることになる。 量も重要。相手の思っているよりもたくさんのものを提供すれば、自ずと相手を喜ばせることになる。 「インプット」の話はもう少し詳しく考えていきたい。相手の想像を、期待を超えるためには、必要なインプットの質があるというこ

          137日目 期待値を上回る

          136日目 八木さん

          サバンナの八木さんが、ファイナンシャルプランナー1級の試験に合格したというニュースを目にした。 「じゃない方芸人」とか言われることもある中、地に足つけて地道に勉強に取り組んできたことは、素直に尊敬に値する。 華やかな芸能の世界であっても、日の当たらない部分を大切にすることは簡単なことではない。 本も読んでみたい。

          135日目 帰り道

          仕事を終え、帰路に着く。 乗りたい電車に間に合うようにと、駅構内を走っていたところ、何やら背中に違和感が。 背負っていたリュックのファスナーが開いていたのだ。 走ったはずみでリュックが揺れ、入っていた本や定期入れが散乱してしまった。 (真面目な本が3冊入っていたので、周りの人に読書家とは思われたかな。。誰も見てないか) 「落ちたよー」と声をかけてくれるおばちゃん。 定期入れから飛び出したICカードを拾ってくれたおじ様(ファインプレー、超感謝) ありがたい、ありがたい。 乗

          134日目 人の数だけ、物語がある

          人同士のつながりというのは面白い。 意外なところで、つながっていたりする。 そういう人たちの話を聞くことは、素直に面白いと感じる。 人それぞれ、歩んできた人生があり、進んできた道がある。 その道を選択してきた結果、今目の前で話をしている状態が生まれる。 出会いは、奇跡。 一期一会という言葉がある。 この言葉には、一度しかない出会いを大切にするという意味がある。 また、毎日出会う人との時間をかけがえのないものとして大切にする、という意味も持つ言葉なのだそうだ。 明日もまた、

          134日目 人の数だけ、物語がある

          133日目 馬を水飲み場に連れていくことはできても、水を飲ませることはできないという話

          今日は「思春期」の特徴について、Voicyで聴きながら通勤。 親に依存していた子どもが、新たな依存先を求めて人間関係を築いていく。 その中で自立心が生まれていく。 そういう意味で、思春期は成長に欠かせないものだ。 親に依存し続けていては、社会に出てはいけない。 自立を生み出していく過程に、思春期という成長期があるのだろう。 変えることができることと、変えられないことがある。 子どもをコントロールするのではなく、伴走者として関わることができれば、子育ては随分と身軽になる気がす

          133日目 馬を水飲み場に連れていくことはできても、水を飲ませることはできないという話