私は根にもつ性格である
今日は心が元気なので、私が仕事をやめるまでの出来事を書いてみようと思います。
タイトルにもある通り、私は根にもつ性格です。
嫌だったこと、悔しかったことは基本覚えています。
当時の私はこの出来事で傷つきました。
怒りに消化できれば良かったのですが、心が元気でないとなかなかそうはならないみたいです…
今から人の悪口を書きます。
独り言だと思ってください。
上司との関係
上司の側は関係良好だと思っていたと思います。
人見知りであった私が心を開いてくれているように感じ、仕事も意欲的に取り組んでいるし、よく話すし、きっと心を開いてくれたに違いない。
きっとこのように思っていたところだと思います。
このように思っていたならば、私の作戦は成功です。
私は本来、そこまで人見知りではありません。
そんな私は初出勤日に人見知りのふりをして、少々やる気がなさそうに振舞っていました。
配属前研修を経て、頑張ってやる気のある人を演じるのは疲れそうだなと思ったためです。
仕事を円滑に進める自信はあるけれど、見せびらかすのは格好悪いと思い、自分を偽っていました。
正直マルチタスクにも自信があったし、体力にも自信がありました。
ただ、自分を表現する方法をわかっていなかったのです。
そんな私は上司曰く、逆に目につく存在だったと聞いたことがあります。
入社して１か月、だんだん偽ることに逆に疲れ、与えられる役割や仕事、できることも増えていきます。
最初は悪い意味で目立っていた私でしたが、いい意味で目立つ存在になれたのだと思います。
こんな人が上司でいいのか？
上司は、人の好き嫌いが激しい人でした。
これは入社してすぐに気が付きました。
そのレベルで激しい好き嫌いでした。
嫌いな人にはきつく当たったり、人前で見下す発言をしたりしていました。
大人として隠そうとせず、正直子供っぽい一面がありました。
そんな中なぜか私はお気に入りに所属していました。
上司は都合よく動く人をお気に入りにしており、またお気に入りの人を自分の周辺（例えば関わる頻度の多いセクション）に置く習性がありました。
これをよく思わない人も多く、新入社員なのにもかかわらずお気に入りに入った私を妬む人も多くいました。
もう一つ、これは考え方の違いなのですが、論理的な思考についていくことが大変でした。
私は比較的、感情的思考派です。
このせいなのか話をしていても嚙み合わないことが多く、共感してほしいポイントで反応してもらえない、また逆に私が気に留めていなかった話題で話が進むことが多くありました。
ただ会社自体が論理的思考を重宝する文化があり、戦略的な運営をしていました。
この点は私が会社と会わなかった点と言っていいと思います。
出来事① ～初めて出したSOS～
私はそれまで仕事を二つ返事で受けてきました。
ただ、仕事の量に限界を感じ、ある仕事の時期をずらしてほしいとお願いの相談をしました。
答えはYES。
「確かに今忙しいよね、急ぎではないからいいよ」と返事を貰え、すごく安心しました。
ただその２日後、チャットでやはりその仕事をやってほしいと連絡が来ました。
私は勇気を振り絞って直接相談をしたにもかかわらず、チャットで意見を変えられ困惑しました。
何と返したら良いのか悩み、返信をしないことに決めました。
そもそもキャパオーバーってそんなに軽いSOSなのでしょうか、、、
ここで上司との関係がギクシャクする。
次直接顔を合わせたのは私、上司、先輩１人、同期２人でのミーティング。
明らかに上司の機嫌が悪い。
同期２人に対して口調がきつい。
八つ当たりか？
私のせいで大切な同期を巻き込んでしまったらことにすごく心が痛みました。
出来事② ～わざと？デリカシーのない発言～
出来事①の後、退職の意思があることを告げる面談を依頼しました。
その面談の中で、改めてキャパオーバーであることを伝えました。
せっかく伝えたSOSを無下にされたことで怖くなってしまったと正直に話した記憶があります。
上司 「ちゃんと寝られてる？」
私 「はい…」
上司 「ちゃんと食べている？」
私 「はい…」
上司 「じゃあまだ大丈夫だね」
私 「？」
最後の一言に怒りを感じました。
大丈夫ではないからSOSをだしたのに…
大丈夫でないから退職の意思を伝えたのに…
ってか、大丈夫か否かは私が決めることで、私にしかわからないから！
と怒っていたのを覚えています。
出来事③ ～これってパワハラ？～
・みんなの前で
・大きな声を出して
・机に紙をたたきつけて威圧
この３拍子ってどう思いますか？
私は出来事①②があって以来、上司が怖くなり距離を置いていました。
そんなある日、報告を怠っているとのことで上記３拍子で怒られてしまいました。
今までそんな報告したことがなかった、求められてこなかったのに…なんでそんな報告まで求めてくるんだろうと困惑してしまいました。
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（全員のワークエリアにて）
上司 「会議で使う資料印刷した？」
私 「はい、いつも通り用意してます。」
上司 「なんで報告してくれないの？僕も用意しちゃったじゃん」
私 「…」
上司 「僕の30分が無駄になったんだけど」（大声）
（印刷していた資料を机に叩き付ける）
私 「すみません。」
上司 「ちゃんと不備なく用意しているんだよね？」
私 （不安になって）「～さん（上司）の資料を使わせてください」
上司 「もういいよ」（資料をごみ箱に投げ捨てる）
私 「…」
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今まで資料を用意したことなんてなかったのに、なぜ急に勝手に用意して、私が怒られるのか…
この時は怒りよりも恐怖が勝ち、足が震えていました。
今すぐこの場所から逃げ出したいのに体に力が入らず、動くことができませんでした。
この出来事で退職の決心がつきます。
出来事④ ～やめるヤツに渡す金はない～
私の退職はボーナスをもらってからにすることに決めました。
ボーナスの金額を決める評価面談にて、私は過去最低の評価をうけました。
私の感覚としてはこの半年は身を粉にして働いたつもりでした。
心がおかしくなるくらい仕事ばかりで、苦手分野にも取り組まざるを得なかった状況でした。
自ずと評価は今までで一番の評価をもらえると思っていました。
あの会社の評価面談の方式は、項目が10個ほどあり、各項目ごとに上司の評価と本人の自己評価をすり合わせながら行うものです。
自己評価を基に上司と評価面談をして最終的な評価が決まる予定でした。
うつ病の方にはわかってただけると思いますが、自己評価ってすごく心に負担が来ませんか？
そんな中の自己評価で私はとりあえず深く考えずに低い点数をつけたい気分だったんです。
きっと面談の時に話せばわかってもらえる、ここは自己評価よりも頑張っていたと思うと言ってもらえるはずだと思っていました。
ですが面談の時に言われた一言
「僕もPAOさんの自己評価と同じ点数をつけます」
自己評価を入力してから面談まで結構な時間があったので、過去の自分がつけた自己評価を見ながら、そんなメンタルの時だったな…よくやったよ…と思っていた矢先のこの一言でした。
時が止まりました。
こんな点数になるのは半年間、当たり前の業務もこなせていない人ではないか？と…
私は休むこともほとんどなく人の何倍もの業務量をこなしたつもりでいました。
そもそも絶対評価なので人と比べるのもおかしな話ですが…
でも仕事をした末に体調を崩し、メンタルも壊れ、通院を始めている。
つまりは個人の技量の中で判断をする絶対評価において限界まで努力していたといえるのではないでしょうか。
中でも一番悔しいのが、コミュニケーション項目の評価が５段階中の下から二番目の評価をつけられたことです。
その期、私は新入社員の受け入れ、新入社員受け入れ準備、あるセクションのリーダー、社内会議の運営などなどを通常のサービス業務に加えて行っていました。（入社２年目です…）
それでこの評価…
辞める人にあげる金はないということか…と察しました。
しかも本来はそこから評価についてのすり合わせが行われるはずなのですが、そんな話はなく嬉しくもない思い出話と退職後のについて質問をされました。
同僚として今まで共に働いてきた私への敬意が欠けていると思います。
その場で評価について疑念をぶつけられれば良かったのですが、そこまでの元気はなく、また評価でごねるのは恥ずかしいとプライドが邪魔をし何も話せませんでした。
つまり私は体調壊し損だったわけです。
ちなみに退職日を都合のいい日にするため、有給が15日ほどなかったことにされました。
交渉をするほどの力が残っていなかったのです。
必死で働いた自分が馬鹿でした。
教訓
前職で学んだことは２つ
① 人には期待しないこと
私はなんだかんだ言って上司のことを信用して甘えていたんだと思います。
SOSをだしたら味方になってくれると思っていたし、最後まで感謝の気持ちで見送ってもらえると信じていました。
だが、そうではありませんでした。
私が投げたボールを私の思う通りに返してもらえなかった。
我儘なのかもしれないけれど、私にとってはそれがすごくすごく怖いことでした。
上司はきっとこう返してくれるだろうと心のどこかで期待して信じて甘えていたんだと思います。
今振り返ると、考え方が論理的派と感情派で異なる時点で気づき、距離をとれていたらよかったのですが、私の考えが及びませんでした。
人は信じちゃいけない。人に期待してはいけない。
人は利己的な生き物である。
もちろん自分だってそうです。
自分にとって不利益な話や存在は、少しでも自分の利益にするべく動くものだと学びました。
② 自分にも期待をしないこと
私は器用な人間ではありません。
何事も卒なくこなしているように見せてきただけです。
今回自分を苦しめたのは、もっとできるかもしれないと自分に自分で期待をしてしまったことだと思っています。
初めての仕事という分野をサッカーの代わりとして扱ってしまったがために、とにかく向き合いまくってしまいました。
慣れていない、よくわからない分野には時間をかけて自分の適応可能具合を見極めるべきだったと後悔しています。
おわりに
私、根に持ってるな～、、、
書いてみて、自分の天邪鬼で計算高く策士的なところが嫌いになります。
元気だった心が元気ではなくなってしまった…
薬を飲もう…
時間をおいて今振り返ってみると、コミュニケーション不足と言われればそうなのかもしれないです。
そして、私、考えの甘い我儘なヤツかもしれません。
自分が嫌いになりますね、、、
でも今になって、悔しいと怒りの感情が出てきました。
ただただ落ち込むだけでない今の私は、ちょっと心が元気になってきているのかもしれません。
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さて
当初noteは人に見せるものではなく、いつか自分が振り返った時にこんなこともあったと笑うために残しておきたいと思って始めたのですが、
イイネがつくと嬉しいもので、嬉しくなって書きたいことを一気に書いたのでネタ切れです。
もっと書きたいです。
これが私の承認欲求なのでしょうか…
何か聞きたいことありますか？
世の25歳よりは比較的色々な且つ特殊な経験をしてきたつもりです。
書いてほしいことを、コメントで募集してみたいです。
改めて、簡単にプロフィール
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25歳、女
都内在住
サッカーを12年
大学時代は心理学を学ぶ
卒業後、ホテル業界に就職
過労からうつ病になり退職
現在はタレントのマネージャーをしている。
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