自己紹介
自己紹介って、よく読まれている事に気付きました。ではなぜ読まれるのでしょうか?それは、この人の記事は、読む価値があるのだろうか?時間を無駄にしないだろうかと思った時にその判断材料に自己紹介が手っ取り早いからです。
名刺の肩書きだけで、その人を信用する人はいないと思うのです。話をして長らくの付き合いがあってその先に、信頼信用ができるのです。信用を無くすのは簡単です。相手の期待を裏切れば良いのです。信用をしてもらうのは大変です。相手の期待を裏切らないようにしなければいけないのです。
期待をかけるのは相手です。それに応えるのは私です。でも、私の出来ない事に期待をかけられても出来ないから、出来ない事は出来ないと伝えられると信用をしてもらえるのです。出来ない事を伝えられなくて、期待を裏切らないようにと無理をして期待外れだと言われて信用を無くしてきたのです。
他人が、一部の内容を隠して私に期待していると伝えても、その隠された一部が出来ない事に気づかなければ、出来ませんとは伝えられませんし、期待を裏切ることにもなります。
期待外れになった時に、「空気を読めよ」と返す人にはなりたくないのです。
還暦を過ぎてから、伝える事を生涯の仕事にしたいと思って勉強してきました。そしてまだ勉強中です。伝える事がいかに大切かはわかったつもりでいた若い頃。信用も厚く、期待を裏切るどころか、期待以上の働きを見せ順風満帆の人生でした。出来ない事は、出来ないと正直に話してそれを補う代替え案も提示できました。
IT業界の技術は、毎日進歩しています。新しい技術を活かしたサービスを提供したいのですが、クライアントはついてこれません。不完全なソフトのバグ(間違い)潰しと低コストでの対応についていけなくなったのです。
クライアントもエンジニアも共に無知な状態で営業マンが、セールス知識だけでIT化を勧めるのです。数字の上では可能な約束をしてしまうのです。
わたしを信用して貰う前に、あなたが信用できる人であって欲しいのです。わたしはあなたにいっぱい期待をします。出来ない事は出来ないと早めに伝えてください。何もしないうちに出来ないと判断しないで、この条件にすれば期待に応えられると答えて欲しいのです。物理的に不可能ならば出来なくて当たり前なのです。
こちらの希望を一方的に伝えて出来る人を信用しているのでは無いのです。会話が出来る人を信用できる人だと思っているのです。
伝言ゲームではなく対話です。命令や指示ではなく対話なのです。伝えたい事は対話なのです。
対話をする事でわたしを知ってください。